眉毛の形や毛量には個人差があり、生まれつきカタカナの「ハ」の字のような下がり眉の人もいれば、逆に眉毛の角度が上がっている「上がり眉」の人もいます。
眉毛は第一印象を大きく左右する重要なパーツですので、今の眉毛に納得がいかなかったり、理想の眉毛があったりする場合は、正しい方法でお手入れを行いましょう。
特に人と対面することの多い経営者や高収入ビジネスパーソンの方は、相手に好印象を与えられるよう、上がり眉対策をしっかり行っておくことをおすすめします。
今回は、上がり眉の男性が与える印象や、上がり眉を整えるときのコツと注意点について解説します。
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上がり眉の男が持たれる印象
上がり眉とは、眉頭の位置よりも眉尻が上にある眉毛のことです。
「ハ」の形になる下がり眉に対し、逆「ハ」の字になるところが大きな特徴です。
そんな上がり眉の男性は、周囲からどんな印象を持たれるのでしょうか。
ここでは、上がり眉の男が持たれやすい印象を4つのポイントにわけてご紹介します。
意志が強い
眉尻がキリッと上がっている男性は、見た目に頼もしく、意志が強い印象を与えます。
ビジネスでは、時に自分の意見を主張したり、意志の強さをアピールしたりする必要がありますが、上がり眉の人は見た目から「頼もしい」「力強い」というイメージがあるため、経営者や高収入ビジネスパーソンにとっては、商談やプレゼンテーションで有利になります。
男らしい
上がり眉はクールで凛々しく、男らしい印象を与えます。
特に眉毛が濃い人や太い人は、より男っぽさが強調され、ワイルドなイメージになります。
経営者や高収入ビジネスパーソンには、時として頼もしさや男らしさが求められますので、上がり眉が好印象を与える場合もあります。
怒っているように見える
マンガやイラストなどを見るとわかる通り、怒っている人はみんな眉毛が逆「ハ」の字に吊り上がっています。
これは、眉間にしわを寄せたときに眉頭が下がり、相対的に眉尻が上がったように見えるためです。
そのため、上がり眉の人は普通にしていても「怒っているのかな?」「不機嫌なのかも」と思われやすい傾向にあります。
威圧感がある
上がり眉の人は頼もしい、力強いと見られる反面、「押しが強い」「威圧感がある」と思われることもあります。
商談時でも、つい話し方に熱や力がこもっただけで「気圧される」「怖い」という印象を抱かれるため、相手にそそくさと退散されてしまう可能性があります。
経営者や高収入ビジネスパーソンには穏やかさや人当たりの良さも必要ですので、上がり眉がきつい印象になっているときは何らかの対策を講じる必要があります。
良い上がり眉と悪い上がり眉の違いは?
前述の通り、上がり眉には良いイメージがある一方、悪いイメージを抱かれることもあります。
同じ上がり眉なのに正反対のイメージを抱かれるのはなぜなのか。その理由は大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、上がり眉の角度です。
眉頭から眉尻までの角度があるほど、「男らしい」「凜々しい」といった印象は強くなりますが、度を超すと「怒っている」「威圧感がある」といったマイナスのイメージが付くようになります。
つまり、上がり眉の角度はきついほどいいというわけではなく、適度な角度を保つのが「良い上がり眉」に仕上げる秘訣になります。
2つ目は、眉毛の細さです。
眉毛が細いと、上がり眉のラインが強調されるため、同じ角度でも太い眉より「上がっている」ように見えます。
逆に太くて濃い眉の人は、多少角度がついていても平行眉に近い印象になりますが、そのぶんはっきり角度をつけると威圧感が増し、「怖い」という印象を持たれやすくなります。
友人や知人から「最初はとっつきにくかった」「もっと怖い人だと思った」などと言われた経験がある方は、「悪い上がり眉」になっている可能性大です。
経営者や高収入ビジネスパーソンは、周囲から会社の「顔」として認識されていますので、「悪い上がり眉」になっている場合は、適切なお手入れをして「良い上がり眉」に生まれ変わらせましょう。
男の上がり眉を整えるときのコツ
ビジネスやプライベートで好印象を抱かれる上がり眉に仕上げたいときは、いくつかのコツを押さえる必要があります。
ここでは男の上がり眉を整えるときのコツを3つご紹介します。
眉・目・鼻の黄金比を意識する
眉毛の形を整えるときは、眉単体だけでなく、目や鼻とのバランスを考えることが大切です。
眉毛は部位別に「眉頭」「眉山」「眉尻」の3つにわかれていますが、それぞれの位置を決めるときのポイントを以下の通りです。
- 眉頭は小鼻の内側の延長線上に作る
- 眉山は小鼻の外側と黒目の外側を結んだ延長線上に作る
- 眉尻は小鼻の外側と目尻を結んだ延長線上に作る
以上3つが基本のポイントですが、男らしい上がり眉を作りたい場合、眉尻は眉頭から10~15度くらいの角度にするのがおすすめです。
それ以上角度をつけるときつい印象になってしまいますので、分度器を使ってちょうど良い角度に調整しましょう。
はさみやシェーバーを使う前に、アイブロウペンシルで下書きすると、仕上がり後のイメージがつかみやすくなります。
眉山は滑らかに整える
眉山の角度がきつく、三角形のように尖っていると、いかつい印象になってしまいます。
眉頭から眉尻までにほどよい角度がついていれば、眉山そのものに角度をつける必要はありませんので、三角形の頂点の部分はカットしてなだらかなアーチを描くように整えましょう。
毛が濃い部分ははさみでカットし、眉用シェーバーで仕上げるときれいに整えることができます。
眉の太さは目の縦幅と同じくらいを目指す
眉の太さは「◯cm以上になると太い」「◯cm以下だと細い」といった明確な基準はなく、目とのバランスで決めるのがポイントです。
基準となる太さは目の縦幅と同じで、それより太くすると威圧感が強くなるので注意しましょう。
一方、目の縦幅より細くするとスッキリした印象になりますが、あまり細く整えすぎると上がり眉のラインが強調されすぎてしまいます。
もとから目力の強い経営者や高収入ビジネスパーソンの方は、あえて穏やかな印象を与えるために太い眉毛を細く仕上げることもありますが、最低でも目の縦幅の2/3以上の太さはキープするようにしましょう。
男の上がり眉を整える際の注意点
男の上がり眉を整える際、特に気を付けたいポイントを2つご紹介します。
ベースの眉を活かしたまま整える
眉毛は基本的に骨格に沿って生えているので、人によって生まれつきの眉の形は大きく異なります。
アイブロウペンシルなどを使えば、ある程度形に変化をつけることは可能ですが、もとの骨格から大きく逸脱するようなデザインにすると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
「上がり眉がコンプレックスなので下がり眉にしたい」「眉毛にもっと角度をつけたい」など、理想の眉毛の形は人それぞれですが、大幅なイメチェンは失敗のもとになりますので、ベースの眉を活かしたまま整えることを意識しましょう。
眉頭の上で角度を調節するのはNG
眉毛の角度は眉頭と眉尻の位置によって決まりますが、眉の角度を上げたいからといって、眉頭の上をカットしてしまうのはNGです。
眉には、眉を上下に動かすための眉丘筋(びきゅうきん)と呼ばれる筋肉がありますが、眉頭の上部分を剃ってしまうと眉丘筋が露わになり、筋肉の盛り上がりが目立ってしまいます。
また、眉頭は眉毛の印象を大きく変える部位ですので、上部分をカットすると眉全体のバランスが崩れてしまうおそれがあります。
上がり眉の角度を整えたい場合は、眉山の上を整えてなだらかなアーチにするか、眉頭の下にある余分な毛を処理して調整するようにしましょう。
ただ、眉毛の角度を自分で調整するのは難しいので、自信がない方は眉毛サロンに行ってプロにお手入れしてもらうことをおすすめします。
特にワックス脱毛ははさみやシェーバーを使ったカットよりも角度の調整がしやすく、脱毛の効果も長持ちするので一石二鳥です。
自分でこまめにケアするよりも時短につながりますので、多忙な経営者や高収入ビジネスパーソンほど、眉毛サロンでのケアが適しているでしょう。
男の「良い上がり眉」はビジネスでもプライベートでも好印象!
ほどよい角度のついた上がり眉は、「男らしい」「意志が強い」「頼もしい」といったプラスの印象を抱かれやすく、プライベートではもちろん、ビジネスでも好感を持ってもらえます。
ただ、角度や太さを誤ると「怖い」「威圧感がある」「近寄りがたい」といったマイナスイメージを抱かれるおそれもありますので、目や鼻とのバランスも考えながら、正しい方法でお手入れすることが大切です。
眉毛は眉用はさみや眉用シェーバーがあればセルフケアすることも可能ですが、一度失敗すると元の状態に戻すまでに時間がかかりますので、眉毛サロンでプロに整えてもらった方が安心です。
「経営者にふさわしい顔立ちになりたい」「多忙なのでプロにお願いして時短ケアしたい」とお考えの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン代官山店」にぜひご相談ください。