あなたは、日々の生活の中で、できるだけ笑顔でいることを心がけていますか?
笑顔を意識するどころか、ストレスなどが表に出た不機嫌な顔で過ごしていることが多いというのなら、それはあなたの印象を良く見せるためのチャンスを失い続けているもったいない状態であるといえます。
相手に好印象を与える自然な笑顔をいつでもすぐに出せるようにするためには、日頃から笑顔の練習をしておくことが大切です。そのポイントとなるのは、次の3点です。
- 笑顔が出やすい発声をする
- 口元だけでなく目元も笑うようにする
- 笑顔を作った時間をある程度キープさせる
まずはそれぞれのポイントをご説明しましょう。
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ポイント1. まずは笑顔が出やすい発声をやってみる
笑顔が出やすい発声として知られるのは「ウイスキー」など、語尾がイ行を伸ばした形で終わる言葉です。「ブラウニー」など、語尾がイ行を伸ばした形で終わる言葉なら、他の言葉でもかまいません。
こうした言葉を、できるだけ口を大きく開けて言いながら、最後の「イ行を伸ばした部分の発声をしたところ」で口角を上げる意識をすると、自然と笑顔が作りやすくなります。
この発声を数十回繰り返したら、さらに口まわりの筋肉をほぐすために「ういういういうい」と繰り返し、「い」の部分でしっかりと笑顔になれるように鏡を見ながら口の動かし方を練習しましょう。
ポイント2. 目元もやさしく細めて笑うとイメージアップ
発声などを通じて口元の口角を上げる練習をするのは笑顔づくりにとても有効ですが、「目が全く笑っていない」という状態だと、笑顔が与えるイメージアップの効果も半減です。
口角を上げる口の動きに慣れたら、目元もやさしく細めて笑うように心がけてみましょう。目と口、両方を笑顔として見せることが、笑顔の好感度を最大限に上げるコツです。
ポイント3. 笑顔は一瞬だけでなく数十秒キープできるのが理想
普段笑顔が少ない人は、頬の筋肉などが笑顔にあまり対応できていないため、実は「一瞬笑顔になっても、笑顔のまま会話を続けることができない」などという状態になることも少なくありません。
口角を上げ、目元もやさしく細めて笑う好印象の笑顔が作れるようになったら、今度はその笑顔を最低でも数十秒キープできるよう練習していきましょう。
この練習で繰り返し頬の筋肉などに「笑顔のための筋肉使い」を刷り込むことで、笑顔のまま会話を続けることができる状態に持っていけるようになります。
笑顔のためにリフトアップメニューのあるメンズエステでケアを受けるのもおすすめ
「自然で好印象な笑顔を作るために自分でも頑張っているが、元々口角がかなり下がり気味なこともあって、満足いく改善がなかなか得られない…」といった悩みがある場合は、プロによるリフトアップのサポートを受けてみるのもおすすめです。
リフトアップといえば、美容整形外科などで行う「内側から特殊な糸で引っ張り上げる」などの手術療法も有名ですが、これらは一度の手術でガラリと印象が変えられるといわれているものの、「徐々に自然な形での改善を目指したい」という人には不向きな部分もあります。
自然な形で少しずつ改善を目指したいと思うなら、メンズエステでのリフトアップメニューが含まれたフェイシャルケアに、月額制コースなどで継続的に通うのがおすすめです。
メンズエステでのフェイシャルケアは外科手術と違って一度で劇的な変化が起こることはありませんが、その分変化も自然で周りにはバレにくいですし、継続して通っている中で、日々のセルフケアについてのアドバイスがもらえるという点も大きなメリットですよ。
笑顔でいることは自分にとっても相手にとっても大きなメリットがある
笑顔でいることのメリットとしてまず挙げられるのは「相手に好印象を与えられる」というものですが、これだけではありません。笑顔でいることのメリットとしてはもうひとつ「自分自身の心身の健康にも役立つ」という嬉しいものもあるのです。
この2点について、それぞれ詳しく説明していきましょう。
笑顔は人と人とのコミュニケーションを改善して好印象を与える
人と人とのコミュニケーション手段は「会話」「目と目で伝え合う」「ジェスチャー」などいろいろありますが、その中でも「笑顔」という表情は、相手に自然な形で好印象を伝えることができるコミュニケーション手段として挙げられます。
早稲田大学大学院人間科学研究科の青木滉一郎氏らが2014年発行の顔学会論文誌に発表した実験報告によると「被験者と1対1の会話を行う男女モデルの表情をおさめた映像を見せて、モデルの笑顔の強度や頻度によって被験者がどんな印象を受けるかを『明るさ』『親しみやすさ』『かしこさ』の3項目で評価させたところ、笑顔の頻度が多くなると明るさ・親しみやすさの印象が強くなった」という趣旨の結果が出ました。
この実験では他にも「明るい印象には、笑顔の強度と頻度の両方が関わっている」「親しみやすい印象に関わるのは、笑顔の頻度のみ」「かしこさを印象づけられるのは、笑顔の強度が小・中の状態」といった趣旨の結果が出ています。[注1]
つまり、明るく親しみやすい印象を与えたいなら満面の笑みを何度も出すのがおすすめ。また、知的ながらも親しみやすい印象を与えたいなら、笑顔の表情自体は控えめにしながらも、常にその「控えめ笑顔」は出すようにするのが好ましいということですね。
笑顔を効果的に出すか出さないかで、明るさ・親しみやすさ・かしこさという3つもの好印象をコントロールすることができるということです。TPOに応じた使い分けができれば、仕事・プライベートともに「笑顔をきっかけに、より充実した状態にさせる」ということも不可能ではありません。
[注1]日本顔学会誌十四巻一号:
会話場面における笑顔表出の変化と印象形成の関係性分析[pdf]
笑顔はストレス軽減・睡眠の質の改善・免疫力アップにもつながる
笑顔は相手に好印象を与えるだけでなく、自分自身にとっても、ストレス軽減・睡眠の質の改善・免疫力向上などのいい影響を与えると考えられています。
まず、笑顔でいる機会が多いと、セロトニンという脳内物質が活発に分泌されるようになります。このセロトニンは気持ちを穏やかにしてリラックスした状態に導いてくれる働きを持っているとされ、ストレス軽減および「リラックスした状態での質のいい睡眠の実現」にも役立つというわけです。
そして、笑顔を作ることはナチュラルキラー細胞をはじめとした免疫細胞のパワーを左右するという要素を持っています。笑顔が多い生活を送っている人はそれだけで免疫細胞が元気に働きやすい状態にあるため、免疫力の状態を良好に保てるという効果も期待できるのです。
しかもこの笑顔の効果については、いわゆる「作り笑い」でもある程度は得られると言われています。[注2]
「仕事でストレスを感じた時などでも鏡の前で数秒だけでも笑顔を作ってみる」というのを習慣づけておくと、心身の健康向上に大いに役立てられる可能性がありますよ。
[注2]福島第一病院 健康管理プラザ:アンチエイジングレターVol19[pdf]
笑顔のメリットを理解して笑顔づくりの練習に取り組もう
笑顔でいる機会を多く作ることは、仕事やプライベートでの人とのやり取りにおいて相手に好印象を与えるだけでなく自分自身の心身の健康サポートにも役立つので、ぜひとも笑顔の作り方はマスターしておきたいところです。
男の爽やかな笑顔づくりのポイントとしては「発声をともなっての口角上げ」「口元だけでなく目元も笑顔にするよう心がける」「笑顔を作れるようになったら、その状態をある程度キープするための練習をする」といったものが挙げられますので、ぜひ試してみましょう。
自分でできる練習以外のサポートも欲しいという人は、リフトアップメニューが含まれたフェイシャルケアを実施しているメンズエステの力を借りることもおすすめです。