眉毛ケアでは眉用シェーバーを使用するのが一般的ですが、眉毛の上だけはなるべく剃らない方がいいと言われています。
眉毛の形を整えるにあたり、眉毛の上を剃るのは必要不可欠なことのように思えますが、なぜ眉毛の上を剃ってはいけないのでしょうか?
今回は、眉毛の上を剃るのがNGな理由や、眉毛を整えるときに必要なアイテム、眉毛の上を整えるときのポイントについて解説します。
眉毛の形で顔の印象は大きく変わるため、人と接することが多い経営者やビジネスエリートの方は正しい眉毛の整え方を知っておきましょう。
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眉毛の上を剃るのがNGな理由
眉毛の上をシェーバーで剃ってはいけないと言われる理由は、大きく分けて3つあります。
- 眉丘筋が目立つ
- 剃り跡が目立つ
- 眉のバランスが崩れやすい
それぞれの理由について、詳しく説明していきます。
眉丘筋が目立つ
眉毛の上を剃ると、眉毛を上げたときに動く眉丘筋(びきゅうきん)があらわになり、不自然な印象を与えてしまいます。
眉丘筋は本来、眉毛に隠れる位置にあるので普段は目立ちませんが、眉上を剃ってしまうと凸部分が悪目立ちしてしまい、ゴツゴツとした印象を与える原因となります。
また、眉上のふくらみが目立つと眉毛が立体的に吊り上がって見えるようになり、不機嫌そうな顔立ちに見えてしまうこともあります。
経営者やビジネスエリートの方は第一印象が大切ですので、眉毛の上を剃って眉丘筋が目立ってしまうのは避けたいところです。
剃り跡が目立つ
眉毛は一般的に、眉頭から眉山にかけて最も濃くなっているので、その上を剃ってしまうと青々とした剃り跡が目立ってしまいます。
もともと眉毛に隠れていた部分と、周囲の皮膚では色合いも若干異なるため、眉が不自然に浮き上がって見えてしまうことも。
また、剃った眉毛は時間が経つと再び生えてきますが、1本1本が太いぶん、生え始めのポツポツも非常に目立ちやすい傾向にあります。
肌に黒いブツブツが残っていると、「不潔」「だらしない」といった悪印象をもたれやすく、ビジネス上で大きなマイナスになる可能性があります。
眉のバランスが崩れやすい
眉毛はヘアスタイルとは異なり、わずか数本抜いたり剃ったりするだけでも印象が大きく変わるため、眉上をざっくり剃ってしまうと眉全体のバランスが崩れてしまいます。
また、眉上は本来なだらかなアーチを描いていますが、シェーバーの刃を入れすぎると直線的な仕上がりになってしまい、きつい印象を与える原因となります。
特に商談や打ち合わせなどが多い経営者やビジネスエリートの方は、第一印象で「怖い」「きつい」と思われてしまうと仕事面で大きなマイナスになってしまいますので、眉上を剃るのは控えた方が良いでしょう。
眉毛を整えるために必要なアイテムを紹介
男性が眉毛をきれいに整えるためには、以下のようなアイテムが必要です。
- 眉用はさみ
- 眉用シェーバー
- 眉用コーム
- アイブロウペンシル
眉毛の上を剃るのはNGですが、だからと言って眉毛を伸び放題にしておくと、「だらしない」「清潔感がない」など、悪いイメージを持たれる原因となります。
特に人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、初対面の段階で好印象を与えておくのが成功の鍵となりますので、必要なアイテムを一通りそろえて、常に眉毛をきれいに整えておくことを心がけましょう。
ここでは、眉毛をきれいに整えるために必要なアイテムと、それぞれの特徴をまとめました。
眉用はさみ
眉毛を整えるときは、ヘアカット用のはさみではなく、必ず眉毛専用のはさみを使用します。
眉用はさみは刃の部分がとても小さいので、眉毛を1本1本カットして微調整することが可能です。
刃がカーブしているタイプのはさみを選ぶと、刃先を上に向けた状態でカットできるので、皮膚を傷付けるリスクを抑えられます。
眉用シェーバー
眉毛専用のシェーバーはヘッド部分が小さく、細かい部分も整えやすいところが特徴です。
一般的なI字型のカミソリと電動シェーバーの2種類がありますが、安全性を重視するのなら電動シェーバーを使うのがおすすめ。
ヘッド部分を軽く皮膚に当てるだけで無駄な毛をきれいに処理できるので、皮膚を傷付けるリスクを最小限に抑えられます。
特に眉下は他の部分に比べて皮膚が薄く、カミソリの刃で傷がつきやすいので、電動シェーバーを使ってお手入れした方が安心です。
眉用コーム
眉の毛流れを整えるときに使う小さなコームです。
毛流れが乱れたままケアしようとすると、眉毛の長さがまばらになって不自然な仕上がりになりますので、必ず事前に眉用コームで毛流れを整えるようにしましょう。
なお、眉用コームは眉用はさみや、後述するアイブロウペンシルに付属しているケースもあります。
アイブロウペンシル
眉毛のアウトラインを決めるときに使用するアイテムです。
あらかじめ眉頭・眉山・眉尻の位置にアイブロウペンシルで印をつけ、それぞれを結んでアウトラインを描いておくと、処理する部分と残す部分が明確になり、切りすぎや剃りすぎを防ぐことができます。
なお、アイブロウペンシルは眉毛を剃りすぎた場合のカバーにも活用できますので、新しく購入するときは髪や眉毛に合わせた色のペンシルを選ぶようにしましょう。
ビジネスシーンを考慮した眉毛の上の正しい整え方とは
ビジネスエリートが眉毛の上を整えるときは、以下3つのポイントを押さえておきましょう。
- 最初に眉毛の形を決めておく
- 余分な部分のみカット・シェービングする
- 少しずつ微調整しながらお手入れする
眉毛の上を基本的にいじらないのがベストですが、眉の上に産毛がたくさん生えていたり、アウトラインから眉毛がはみ出ていたりすると、だらしない印象を与えてしまいます。
特に経営者やビジネスエリートの方は、清潔感やきちんと感を前面に出さないと相手に不快感を与えてしまい、商談やプレゼンがうまくいかなくなるおそれがありますので、眉毛を整えるときはビジネスシーンを考えてお手入れすることが大切です。
以下では、ビジネスシーンを考えた眉毛の上の正しい整え方をポイントごとにくわしく解説します。
最初に眉毛の形を決めておく
眉上を整えるときは、余計な部分までカットしたり剃ったりしないよう、あらかじめ眉毛の形を決めておきます。
眉頭は小鼻の延長線上、眉山は小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上、眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上にそれぞれ設置すると、目鼻とのバランスが取れた理想の眉毛になります。
余分な部分のみカット・シェービングする
眉毛の形が決まったら、アイブロウペンシルで眉頭・眉山・眉尻を結んでアウトラインを描き、そこからはみ出た部分だけを眉用はさみや眉用シェーバーで処理していきます。
アウトラインの内側に手を加えると、切りすぎや剃りすぎの原因となりますので、余分な部分だけお手入れすることを意識するのがポイントです。
少しずつ微調整しながらお手入れする
アウトラインからはみ出た部分は、少しずつ微調整しながらお手入れしていきましょう。
余分な部分を一気に処理しようとすると、失敗したときに取り返しがつきませんので、左右のバランスを見ながら、少しずつ交互にお手入れしていくことが大切です。
特にシェーバーは広範囲の産毛を処理できるぶん、失敗の確率も高い傾向にあります。
一度剃った眉毛は、数週間経たないと元に戻りませんので、商談やプレゼンなどの機会が多い経営者やビジネスエリートの方は、プロに頼んで眉上をケアしてもらった方がよいでしょう。
眉上はお手入れが難しい!きれいに整えたいのならプロの力を借りよう
眉毛の上をカミソリなどで剃ると、眉丘筋や剃り跡が目立ってしまい、不自然な印象を与える原因となります。
必要なアイテムを揃えて、正しい方法で整えれば眉毛をきれいな状態に保つことができますが、眉上のケアは難しいので、ビジネス相手にマイナスイメージを与えたくないのなら、プロの力を借りてお手入れすることをおすすめします。
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