眉の形にはいろいろな種類がありますが、中でもビジネスマンの定番として人気を集めているのが平行眉です。
平行眉は相手にソフトな印象を与えるため、多くの人と対面する接客業や営業マン、商談の多いビジネスエリートなどによく見られる眉毛として知られています。
今回は、そんな平行眉の特徴や、仕事で好印象を与える理由、男性が平行眉を作るときのコツや注意点についてわかりやすくまとめました。
平行眉とは?
平行眉とは、あまり角度をつけず、目に対して平行に伸びる眉毛のことです。
完全な直線というわけではありませんが、アーチが緩やかなので、眉山があまり目立たないところが特徴です。
もともとのブームは女性が発端で、あえてアーチをつけないことで眉と目の距離が狭まり、目を大きく見せる効果があるとして、一躍注目を集めるようになりました。
しかし、中性的な「塩顔男子」の人気が高まるにつれ、男性の間でも平行眉の人気が急上昇しています。
角度をつけるアーチ眉よりも人を選ばないデザインであることも好評の一因となり、「眉毛を整えたことがない」「どんな眉毛が似合うかわからない」と悩んでいた男性も、平行眉にチャレンジする方が増えてきています。
男の平行眉が仕事で好印象な理由
平行眉はプライベートでも人気のある眉毛ですが、特に仕事面で相手に好印象を与える眉毛であることから、多くのビジネスマンがこぞって採り入れています。
なぜ男の平行眉が仕事で良い印象を与えるのか、その理由は大きく分けて3つあります。
ソフトな印象を与える
アーチの強い眉毛に比べると、緩やかなアーチを描く平行眉は温和でソフトな印象を与えます。
初対面で人当たりの良い印象を与えておくと、相手の緊張や警戒心が和らぎ、ビジネスの話もスムーズに進みやすくなります。
ナチュラルな印象を与える
今は男性が眉毛を整えるのは当たり前の時代ですが、過度に手を加えすぎると違和感が強くなり、相手からもひそかに「センスがない」と思われてしまう可能性があります。
その点、平行眉は地眉の形をベースに作る眉毛なので、顔になじみやすく、ナチュラルな印象に仕上がります。
飾りすぎない自然体の姿は親近感を持たれやすく、ビジネス相手との距離を効率的に縮められます。
男らしく、頼もしい印象を与える
平行眉では眉毛を太めに整えるのが基本なので、男らしく、頼もしいイメージを与えます。
眉毛を太めに作ると、目との距離が狭まることによって目力が強くなるため、意志が強そうな印象を与えられるところも特徴です。
また、目元のインパクトが強くなると顔全体のパーツにメリハリが出るため、すっきりとした小顔効果も期待できます。
男の平行眉を作る方法やコツ
ビジネスで好印象を与える平行眉を作る方法とコツを4つのポイントに分けて解説します。
顔のバランスに合わせて眉毛の位置を決める
平行眉は地眉をベースに形を整えていきますが、余分な部分を処理するときは基準となるラインを意識する必要があります。
具体的な基準ポイントは以下の通りです。
- 眉頭は小鼻と目頭を結んだ延長線上
- 眉山は小鼻と黒目の中央を結んだ延長線上
- 眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上
いずれも小鼻と目を基準にして位置を決めるため、人によってベストな眉頭・眉山・眉尻の位置は異なります。
アイブロウペンシルのグリップの部分を直線に見立てて、眉頭・眉山・眉尻の位置を確認したら、それぞれのポイントにアイブロウペンシルで印をつけておくとよいでしょう。
大まかな眉のラインを描く
眉頭・眉山・眉尻のポイントを基準に、アイブロウペンシルを使って大まかな眉のラインを描いていきます。
眉のラインは、眉の中央から眉尻へ、眉頭から眉の中央へと、2ステップに分けて描くと失敗しにくくなります。
眉頭は少しだけ斜めに描き、眉山までは緩やかなカーブを描くようにします。
一方、眉尻は眉頭とほぼ同じ高さに来るよう調整しましょう。
平行眉の場合、あえて目立つアーチは作らないので、眉下の角度は眉頭を起点にして10度以下に留めるのがポイントです。
眉用コームで毛流れを整え、余分な毛をカットする
眉の大まかなラインを描いたら、眉用コームを使って毛流れをきれいに整えます。
その後、眉用コームを軽く眉毛に押し当て、ラインからはみ出た部分を眉用はさみでカットします。
眉まわりの毛を処理する
眉ラインの外側にある不要な毛をきれいに処理します。
基本的には眉用シェーバーで処理しますが、太い毛がある場合は毛抜きで取り除くか、眉用はさみでカットします。
男の平行眉を作る際の注意点
男性が平行眉づくりに挑戦するにあたり、押さえておきたい注意点を5つご紹介します。
眉毛の切りすぎ・剃りすぎに注意する
平行眉は自然な形に仕上げるのが基本ですので、眉毛を切りすぎたり剃りすぎたりすると不自然な仕上がりになってしまいます。
特に眉山にはっきりわかるような角度をつけてしまうと、平行眉の魅力である柔らかさやナチュラル感が失われる原因となりますので、必要以上に手を加えないようにしましょう。
余分な眉毛を一気にカットするのはNG
ラインからはみ出た眉毛をカットする際、一気にばっさり切ってしまうと、毛流れがガタガタになってしまうおそれがあります。
余分な眉毛をカットするときは、全体の毛流れとのバランスを考えながら、1本ずつ丁寧に切ることを意識するのがポイントです。
直線にカットするよりも、角を取ることを意識する
平行眉では、眉頭から眉尻までほぼ真っ直ぐに仕上げるのが基本ですが、直線のラインをはさみやシェーバーで作ろうとすると、いかにも「作った眉毛」になってしまいます。
平行眉のラインを作るときは、余分な角を取って平行にならすことを意識すると失敗しにくくなります。
足りない部分に合わせてカットしない
もともと眉毛が薄い人や、以前眉毛のカットに失敗してしまった人は、毛量が足りず、平行眉のラインを作れない場合があります。
しかし、そこで平行眉のラインに手を加えるのはNG行為です。
足りない部分に合わせて他の部分を修正しようとすると、全体のバランスが大きく崩れてしまう原因となります。
足りない部分は今後育てていくか、アイブロウを使って描き足すこともできますので、基準のラインに余計な手を加えないようにしましょう。
理想の形がイメージできないときはプロに任せるのがおすすめ
平行眉はアーチを作る眉に比べると、あまり手を加えずに仕上げるところが特徴ですが、やり過ぎに注意しつつ、ほどよく整えるのは意外と難しいものです。
地眉の形を残そうとしてほどほどの処理に留めると垢抜けない印象になりますし、逆に徹底的に手を加えるとナチュラル感を損ねてしまいます。
眉毛は一度失敗すると簡単にやり直しががきかないので、「理想の形がイメージできない」「手入れの度合いがわからない」など不安がある方は、プロの手に任せた方が安心です。
プロによる眉毛ケアにはいろいろな方法がありますが、中でもワックス脱毛は余分な眉毛を毛根から絡め取ってくれるので、カットやシェーバーより効果が長持ちすると好評です。
ビジネスマンに人気の平行眉づくりはメンズ眉毛サロンにお任せ!
あえてアーチを作らない平行眉は、人当たりの良いソフトな印象と、力強い男らしさを併せ持っていることから、ビジネスで好印象を与える眉毛として人気です。
もともとの地眉をベースに作り上げるので、大きな変化を加えるわけではありませんが、やり過ぎない程度にほどよく整えるのは難しいので、プロにお手入れしてもらうのがおすすめです。
平行眉をはじめとする眉毛ケアに関するご相談は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の好立地にある「メンズ眉毛サロン代官山店」までお気軽にお問い合わせください。