鼻を気にする男性

毎日洗顔しているのに、気付いたら鼻の上がテカっていた…という経験をしたことがある方は決して少なくありません。

鼻のテカリは時として相手に不快な思いをさせてしまうため、プライベートはもちろん、ビジネスにも悪影響を及ぼすおそれがあります。

ふとした瞬間に自分の顔を見たとき、鼻のテカリが気になったら、正しい方法でスキンケアを行いつつ、食生活の見直しや適度な運動、良質な睡眠などを心がけ、さっぱりと清潔感のある顔立ちに整えましょう。

今回は、鼻のテカリが与えてしまうイメージや、鼻がテカリやすい人の共通点、鼻のテカリを押さえるためのポイントなどをわかりやすく説明します。

「不潔」「老けて見える」…鼻のテカリが与えてしまうマイナスイメージ

鼻のまわりに皮脂が浮いてくると、太陽や照明などの光を受けたときに反射し、テカテカと光って見えます。

とくに鼻は飛び出ているぶん、額や頬に比べると一層テカリが目立ちやすいパーツです。

皮脂は自分の意思とは関係なく分泌されるものなので、鼻のテカリは自然現象ともいえますが、周囲の目は意外と厳しく、初対面の異性の顔がテカっていた場合、「不快に思う」と回答した女性(20~30代)は6割を超えています。[注1]

具体的なマイナスイメージとしては、「清潔感がない・不潔」「加齢臭がしそう」「老けて見える」「不健康そうに感じる」などが挙がっており、一目で不快感を覚える方も多いようです。

清潔感のなさはビジネスに悪影響を及ぼす可能性大

鼻のテカリが原因で相手に「不潔」と思われると、プライベートだけでなく、ビジネスにも悪影響を及ぼします。

30~50歳代の社会人を対象に実施したアンケート調査によると、7割以上の人が初対面で相手の「清潔感」をチェックすると回答しています。[注2]

清潔感のない人間は、単純に生理的な嫌悪を感じるだけでなく、「自分の身だしなみを整えられないだらしない人」という印象を与えてしまいます。

ルーズな人や自己管理ができない人をビジネスパートナーにしたいと思う人はいませんので、第一印象で「不潔」のイメージを与えてしまうと、ビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。

スーツをぱりっと着こなしていても、鼻がテカっていると、それだけでマイナスイメージを持たれてしまいますので、早急なケアが必要です。

鼻がテカりやすい人の共通点

洗顔する男性

鼻がテカりやすい人には、「洗顔方法が誤っている」「食生活が偏りがち」「ストレスが多い」など、いくつかの共通点が見られます。

無意識のうちに鼻がテカる原因を作ってしまっている可能性もありますので、以下6つの共通点を参考に、自分の生活習慣を一度見直してみましょう。

洗顔をし過ぎる人

鼻がテカっていると、浮いた皮脂を落とすために、いつもより念入りに洗顔したくなるところ。しかし、洗顔で顔の皮脂を落としすぎてしまうと、体は皮脂が不足していると認識し、より活発に皮脂を分泌しはじめます。

念入りに洗顔すればするほど大量の皮脂が分泌されるため、悪循環に陥ってしまいがちです。

同じ理由で、鼻をこすり洗いしている人や、あぶらとり紙・毛穴パックを使ってひんぱんに皮脂を取り除いている人も鼻がテカリやすい傾向にあります。

脂っこい食事が好きな人

揚げ物やスイーツなど、油分が多い食べ物を好んで食べる人は、皮脂の分泌量が過剰になりがちです。

鼻はとくに毛穴や皮脂腺の数が多いため、脂っこい食事を繰り返していると鼻のまわりが皮脂まみれになってしまうおそれがあります。

乾燥肌の人

乾燥肌の人は、もともと肌のうるおいが少ないため、水分を逃さないよう、皮脂の分泌量が過剰になります。

頬は乾燥しているのに、鼻だけテカるという人は乾燥が原因の可能性大です。

慢性的にストレスを感じている人

株式会社資生堂が実施した「ストレス負荷時の肌整理に関する測定試験」によると、精神的なストレスを受けていると、ストレスがない場合より1.7倍も皮脂が過剰に分泌されることが報告されています。[注3]

日常的にストレスを感じている人は、鼻もテカりやすくなっている可能性があります。

運動不足の人

日頃から運動不足の人は、血行不良から肌の代謝機能が低下しやすく、乾燥による皮脂の過剰分泌が起こりやすくなります。

とくに経営者や一流ビジネスパーソンは、多忙ゆえになかなかスポーツやフィットネスを行う時間が取れず、運動不足から来る鼻のテカりに悩まされやすい傾向にあるようです。

睡眠不足の人

睡眠不足によって自律神経のバランスが乱れると、皮脂の分泌量のコントロールが効かなくなり、大量の皮脂が分泌される原因になります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、前者は活動時に、後者は安静時にそれぞれ優位になりますが、睡眠不足が続くと交感神経ばかりが活性化してしまいます。

とくに、日々アクティブに活動している経営者やビジネスエリート

鼻のテカリを抑える3つのポイント

スキンケア

鼻のテカリのほとんどは生活習慣に起因しているため、スキンケアや食習慣、運動や睡眠といったライフスタイルを見直せば鼻のテカリを抑えることができます。

ここでは鼻のテカリを抑えるためのポイントを3つご紹介します。

正しい方法でスキンケアする

洗顔のしすぎは皮脂の過剰分泌の原因となりますので、ゴシゴシこすったり、長時間洗顔したりせず、やさしく丁寧に洗うことを心がけましょう。

洗顔後は化粧水でうるおいを補給し、乳液やクリームでフタをすると、乾燥が原因の皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。

食生活を見直す

食生活の乱れが気になっている方は、日々の食生活の見直しからはじめましょう。

具体的には、皮脂の原料となる脂っこい物や甘いものの摂取はなるべく控え、1日3食バランスのよい食事を心がけます。

とくに積極的に摂取したいのは、脂質の代謝を助け、皮脂の分泌量をコントロールする作用があるといわれるビタミンB2です。

ビタミンB2は牛乳や卵、納豆、アーモンドなどに多く含まれていますので、食生活を見直すときはこれらの食品を意識的に取り入れましょう。

多忙で食生活を根本から見直すのは難しいという方は、徐々に食事内容を改善しつつ、サプリなどを上手に活用することをおすすめします。

適度な運動と十分な睡眠を心がける

「日頃運動する機会がない」「つい夜更かししがち」など、運動不足や睡眠不足を自覚している方は、定期的に適度な運動を行いつつ、十分な睡眠をとる習慣をつけましょう。

激しい運動をする必要はなく、たとえば一駅分歩く、エスカレーターではなく階段を使うなど、軽度の運動を毎日続けることが大切です。

運動と睡眠はストレス解消にも役立ちますので、一石二鳥の効果が期待できます。

鼻のテカリを抑える美容アイテム3選

鼻のテカリを効率的に予防するためには、余分な皮脂を落とすアイテムや、さらさらの肌をキープしてくれるアイテムなどを上手に活用するのがポイントです。

ここでは、鼻のテカリを抑えるのに有効な美容アイテムを3つご紹介します。

オイルタイプのクレンジング

毛穴汚れの洗浄に役立つクレンジングにはさまざまな種類がありますが、鼻のテカリが気になる人はクレンジング力の高いオイルタイプの使用がおすすめです。

力を入れたり、時間をかけたりしなくても余分な皮脂をするりと落とすことができるので、鼻のテカリ・ベタつき対策にぴったりのアイテムといえます。

鼻がテカっているとオイルタイプの製品を使うのに抵抗を感じる方も多いのですが、質の良いクレンジングオイルは肌に余計な油分を残さず、洗い上がりのぬるつきやベタつきも解消されますので、安心して使用できます。

保湿力の高い化粧水

肌が乾燥していると皮脂の過剰分泌が促進されますので、洗顔後は保湿力の高い化粧水でしっかりうるおいを補給しましょう。

化粧水は、保水力の高いヒアルロン酸やコラーゲン、肌バリア機能のもとになるセラミドなどを配合したものを選ぶのがおすすめです。

化粧水を使った後に乳液を上塗りすると、水分の蒸発を防ぎ、長時間うるおいをキープできます。

テカリ防止のフェイスパウダー

粒子の細かいフェイスパウダーを肌に載せると、余分な皮脂を吸収し、さらっとした肌に仕上げることができます。

フェイスパウダーというと女性がメイクの仕上げに使うものというイメージがありますが、メンズ向けのスキンケアパウダーなら、メイクをしない男性でも気軽に使えますし、不自然に白浮きする心配もありません。

皮脂の大量分泌につながるNGなケア方法

スキンケアは鼻のテカり対策に有効ですが、ひんぱんな洗顔や過度なこすり洗いなど、誤った方法でケアするとかえって逆効果になってしまいます。

「きちんとケアしているのに鼻のテカりが治らない」という方は、一度スキンケア方法を見直しを行ってみましょう。

ここでは、皮脂の大量分泌につながりやすいNGなケア方法を4つご紹介します。

過度な洗顔

「鼻がテカりやすい人の共通点」でも説明しましたが、過度な洗顔は皮脂の大量分泌を招く原因となります。

1日の洗顔は朝晩の2回で十分ですので、鼻のテカりが気になるたびに洗顔している人は、顔を洗う回数を減らしましょう。

お湯を使った洗顔

人間の皮脂は34~38度程度で溶け始めますので、温かいお湯で洗顔すると肌の皮脂を根こそぎ奪ってしまい、その反動で皮脂が大量分泌されてしまいます。

洗顔時の水はぬるま湯(30度前後)に調整し、余分な皮脂だけを落として必要な皮脂は残すようにしましょう。

肌をごしごし擦る

肌に余計な摩擦を加えると、肌バリア機能が低下するため、皮膚を保護しようと皮脂の分泌が過剰になります。

洗顔時はたっぷりの泡でやさしく洗う、洗顔後はタオルを軽く押さえるようにして水気を拭き取るなどの工夫を採り入れ、肌に余計な摩擦を加えないようにしましょう。

夏以外に日焼け止めを使わない

紫外線を浴びると肌が乾燥しやすくなり、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因となります。

紫外線は一年通して降り注いでいますので、日焼け止めは夏だけでなく、春や秋冬も積極的に使用することが大切です。

鼻のテカリを放っておくとイチゴ鼻になる可能性あり

鼻がテカっている人は、イチゴの種のような黒いポツポツが目立つ「イチゴ鼻」になりやすい傾向にあります。

そもそもイチゴ鼻とは、毛穴につまった皮脂が黒く酸化している状態のことです。

鼻がテカるほど皮脂が大量に分泌されていると、毛穴つまりが発生しやすく、イチゴ鼻になるリスクも高くなります。

皮脂はもともと無色透明でさらさらしているものですが、空気に触れて酸化すると黒化して粘性を帯びるようになるため、洗顔だけでイチゴ鼻を解消するのは難しくなります。

鼻のテカリがイチゴ鼻に悪化する前に、適切なケアと生活習慣の見直しを行い、皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。

鼻のテカリにお悩みの方は、メンズ専門エステサロン「TransATT(トランザット)」へ!

鼻のテカリは、偏った食事や運動不足、夜更かし、過度な洗顔など、日常生活に起因している場合がほとんどです。

鼻がテカっていると「不潔」「だらしない」などの印象を与えてしまい、公私ともに悪影響を及ぼす可能性がありますので、鼻のテカリが気になったら、一度日常生活を見直してみましょう。

より効率的に鼻のテカリを改善したい!という方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の好立地にあるメンズ専門エステサロン「TransATT(トランザット)」にご相談ください。

5年以上の経験を持つ美容のプロが、お客様のお悩みに合わせて適切なケア・アドバイスを提供いたします。

お得な体験コースもご用意していますので、鼻のテカリの悩みをプロに相談したいとお考えの方は、お気軽にWEB予約からご予約ください。

[注1]株式会社イプサ:顔のテカリに関する意識調査[pdf]
[注2]リサーチ・リサーチ:「ビジネスにおける社会人の第一印象」に関するアンケート調査
[注3]PR TIMES:精神的ストレスで頬の皮脂分泌量が増加することが判明!

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