肌の衰えによってほうれい線が目立つというのは、男女共通の悩みではないでしょうか。
周囲に老けた印象を与えてしまう「ほうれい線」。
主な原因は加齢ですが、生活習慣によって悪化させたり、逆に改善させたりすることも可能です。
肌の性質上、実はほうれい線は女性と比べて男性のほうこそ注意するべきもの。
ほうれい線を悪化させる原因を確認し、若々しく見られる肌作りをしましょう。
今回は、ほうれい線をつくらないための対策方法をご紹介します。
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ほうれい線の原因は線維芽細胞のダメージによるハリ・弾力の低下
ほうれい線は、加齢などによって肌のハリや弾力を維持する、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった成分を失くしてしまうことが原因で起こります。
これらの成分を生成する源は線維芽細胞というものですが、この細胞が働かなくなるとコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの量も低下するので肌質が衰えていくのです。[注1]
線維芽細胞の働きを邪魔してしまう大きな原因は以下の4つです。
肌の奥深くに到達する紫外線A波が線維芽細胞を傷つける
紫外線には紫外線A波・B波の二つがあります。
波長が短くエネルギーが強いために短時間で肌の表面を焼き、メラニン色素を過剰に分泌させてシミや色素沈着の原因になるのが紫外線B波です。
対して紫外線A波は、エネルギーは弱く波長が長いために肌の奥深くに入り込み、線維芽細胞を傷つけて成分の生成を邪魔します。
A波は成分を破壊するまでに長い時間をかける特徴があり、ダメージが見えてくるのは数年後です。そのため、紫外線対策は早い段階から必然と言えるでしょう。
肌の乾燥により線維芽細胞の機能が低下する
肌の乾燥はほとんどの肌トラブルの原因と言われています。ほうれい線も例外ではありません。
皮膚の乾燥が続くと線維芽細胞の機能が低下してします。そして、目元や口元といったよく動かす部分に小ジワができ、やがて肌の奥深くで形が残ります。これが乾燥によるほうれい線です。
なお、男性は女性と比べて以下のような肌の特徴があります。
- 肌の水分量:女性の6〜7割程度
- 皮脂の分泌:女性の2倍前後
つまり、女性と比べて乾燥しやすい代わりに皮脂の分泌によって守っているのです。この特徴のおかげで、男性はしわやたるみなどになりにくいと言われています。
ですが、男性の多くが日常的に行っていることのひとつに肌を乾燥させる要因があります。それはひげ剃りです。
ひげ剃りは身だしなみとしてとても重要ですが、肌の表面に刃を滑らすことで傷ついて乾燥しやすくなってしまいます。
肌を過度に傷つけない正しいひげ剃りをして、その後に限らず保湿をするよう心がけましょう。
栄養バランスの乱れが線維芽細胞の働きに悪影響を及ぼす
食事による栄養バランスが乱れると、線維芽細胞によるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの生成に影響が出てきます。
ビタミンA、ビタミンC、イソフラボンなどが線維芽細胞を助けるのに必要な成分です。栄養バランスが傾かないように、日々の食事に気をつけましょう。
また、食事のとり方にも注意が必要です。頬の筋肉が緩むのもほうれい線の原因のひとつです。
普段からあまり噛まずに早食いしたり、硬いものを避けていたりすれば、次第に頬の筋肉が弱ってやがてはほうれい線ができてしまいます。
正しい栄養バランスと食事方法を目指しましょう。
喫煙がビタミンCを破壊し肌の回復を妨げる
スモーカーズ・フェイス、という言葉があります。タバコを吸うことで肌の老化が進んだ老け顔のことです。
喫煙はコラーゲンの生成に必要なビタミンCを破壊し、肌の回復を妨げます。肌が回復されなければ肌の老化は進んでいき、目元や口周りにシワが大量にできてしまいます。当然、ほうれい線の原因にもなります。
喫煙は他にも、シミ・たるみ・肌のハリが失われるなど、肌にとっては非常にマイナスです。
男性の喫煙者は年々減ってきていますが、それでも平成30年度は27.8%と4人に1人は吸っています。[注2]
もし吸っているのなら、今すぐにでもやめるのをおすすめします。
[注2]公益財団法人 健康・体力づくり事業財団:成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)
ほうれい線をつくらせないための4つの対策方法
乾燥、紫外線、栄養バランスといったほうれい線を悪化させる原因は、日々の習慣を改善することで対策できます。
普段からスキンケアや食事に無頓着では、数年後に後悔するかもしれません。今の段階からしっかりと対策しましょう。
具体的な対策方法は以下の通りです。
日焼け止めの使用を習慣づけて紫外線を防ぐ
紫外線対策にはやはり日焼け止めの使用を習慣づけるのがおすすめです。
日焼け止めにも強弱や種類(クリーム、スプレー、パウダーなど)があるので、自分にあったものを選びましょう。日焼け止めは年中塗ることが重要です。
日差しが強いときに塗るものだと思われるかもしれませんが、紫外線は曇っていようが秋だろうが冬だろうが降り注いでいます。勿論、季節によって強いもの弱いものを選ぶ必要はあります。
若い時から紫外線を侮らず対策を講じて、数年後肌のたるみやほうれい線に悩まされないようにしましょう。
乾燥させないよう正しいスキンケアを行い保湿する
乾燥対策にはスキンケアが重要です。スキンケアの基本となる洗顔方法を確認しましょう。洗顔の仕方で肌の潤いは変わってきます。
洗顔では強く洗いすぎないよう注意しましょう。とにかく綺麗にしたいからとゴシゴシこすってしまうと、ダメージになり逆に乾燥しやすくなってしまいます。
沢山泡立たせたのち、泡で汚れを取るようにすると、肌への摩擦が弱まりダメージを抑えることが可能です。
洗顔後は化粧水で保湿して、乳液で保湿を維持しましょう。
食生活を改善しビタミンCを積極的に摂取する
栄養バランスを整えるために食生活を見直しましょう。
若々しい肌作りに重要なビタミンCは毎日習慣的に摂取したいところです。何故なら人間は体内でビタミンCを作ることができず、体内に蓄積できないからです。
ビタミンCは、いちご、みかん、ピーマン、ほうれん草、ブロッコリーといった野菜類や、いも類に多く含まれています。バランスの良い食事を心がけましょう。
また、過度なダイエットもストレスや栄養不足で肌がたるみ、ほうれい線の原因になります。他の肌トラブルに繋がる可能性もあるので控えたほうがいいでしょう。
簡単なマッサージでほうれい線を予防する
ほうれい線対策のマッサージはとても効果的です。テレビを見ながらできるほど簡単なマッサージもありますので、是非試してみて下さい。
以下で紹介するものはほんの一部です。
歯ブラシを咥えて口角をあげよう
歯ブラシや割り箸を横向きに上下の歯で、口角が上がるようにくわえましょう。口角が上がり、ほうれい線の予防になります。
ベロ回し運動で予防しよう
口を閉じ、舌で口内の前歯の外側をぐるっと回してみましょう。左右それぞれやることが効果的です。
ほうれい線対策をしていつまでも若々しくいよう
今では男性の中にもスキンケアを大切にする方は増えてきましたが、あまり気を遣っていないという方もまだまだ多いもの。ほうれい線が目立つと周囲に老け顔の印象を強く与えてしまいます。
顔の印象は仕事や私生活でも非常に重要です。是非、今日から日々の習慣を見直し、いつまでも若々しくいられるようにしましょう!
フェイシャルエステでほうれい線対策術を受ければより高い効果を実感できる
ほうれい線をはじめとしたお肌のトラブルは生活習慣を変えることで改善できます。
ですが、もっとも効果的なのはやはり専門家に見てもらうことでしょう。スキンケア用品は肌との相性もありますので、個人の判断で使用していると逆効果になる場合もあります。
より高いほうれい線改善効果を実感したい男性は、代官山駅徒歩3分、恵比寿・中目黒駅から徒歩7分のメンズ専門エステサロンTransATT(トランザット)のフェイシャルエステ(ほうれい線改善に効果的な小顔リフトアップの施術)をうけることをおすすめします。プロが行うフェイシャルエステは、皮膚のたるみやシワといった男性の顔に関する悩みの解決をサポート。
下記は初回体験時の顔の印象の変化です。独自の小顔・顔瘦せ施術で第一印象が大きく変化しています。顔がリフトアップしてほうれい線が改善してくると心に余裕ができますので、ビジネスシーンに限らずプライベートでも充実した日々が過ごせるでしょう。
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男性向けのエステサロンは珍しいものではありません。同じような悩みを抱えた方が足を運び、またサロン側もそれを理解して真摯に対応してくれます。ほうれい線を本気で対処したいときは是非メンズエステサロンも検討してみてください。