眉毛は髪の毛と同じように「勝手に生えてくるもの」と思われがちですが、実際は何らかのトラブルによって一部が薄くなったり、はげたりするケースはめずらしくありません。
眉毛は人の顔の印象を大きく左右するパーツですので、人と接する機会の多い経営者や高収入ビジネスパーソンにとって、はげた眉毛はビジネス面で大きなマイナスになってしまうおそれがあります。
もし眉毛がはげてしまったら、早めに適切な対処を行い、デキるビジネスマンのイメージをキープしましょう。
今回は眉毛がはげる主な原因や、はげてしまったときの処置方法、健康的な眉毛を保つためのケア方法について解説します。
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眉毛がはげる4つの原因
眉毛がはげる原因はひとつではなく、複数の要因が重なって脱毛や薄毛になることもあります。
眉毛がはげた原因によって、その後の対処法も異なりますので、まずは自分の眉毛が薄くなった要因をチェックしてみましょう。
ここでは眉毛がはげる主な原因を4つご紹介します。
過度のストレス
経営者や高収入ビジネスパーソンは、多忙な生活によって心身に大きな負担を抱えがちですが、過度なストレスを抱えていると頭部に円形脱毛症ができるように、眉毛もストレスによってはげることがあります。
人はストレスを受けると交感神経が優位になり、血管が収縮したり、脈拍が上がったりします。
気持ちが落ち着けば副交感神経が優位になり、呼吸がゆったりして血管も拡張しますが、ストレスが慢性化すると常に交感神経が優位になり、自律神経が乱れがちになります。
すると、血管の収縮によって血流が悪くなり、眉毛を発毛・成長させる役割を担う毛乳頭に栄養素や酸素が行き渡りにくくなってしまうのです。
過度なストレスは眉毛だけでなく、髪の毛や肌などにも悪影響をもたらしますので、強いストレスを抱えている自覚のある方は要注意です。
誤った眉毛ケア
ボサボサの眉毛は清潔感に乏しいため、定期的に眉毛の長さや形を整える必要があります。
眉毛のセルフケアには眉用のはさみやシェーバー、毛抜きなどを使うのが一般的ですが、ひんぱんに眉毛を抜いたり、シェーバーの刃で皮膚を傷付けたりすると、毛穴まわりが傷ついて健康な眉毛が生えてこなくなります。
特に毛抜きの使いすぎは毛穴に炎症を引き起こし、眉毛の毛周期を乱す原因となるため、数ヶ月~数年にわたって眉毛がはげてしまうこともあります。
メイクや皮脂による毛穴つまり
最近は、男性でも眉毛ケアにアイブロウペンシルやアイブロウパウダーなどを使うのが一般的になりつつありますが、メイク用品の多くには油分が含まれているため、きちんとメイクオフしないと毛穴つまりが発生してしまう場合があります。
特に男性は女性と違って全顔にメイクをする機会がないため、クレンジングを怠って毛穴詰まりを起こしてしまう方が多いようです。
アイブロウを使わない人でも、毛穴から分泌される皮脂が汚れと混じり合うと、毛穴つまりが起こる原因となります。
毛穴つまりを放っておくと、周辺組織に炎症が起こって毛根がダメージを負い、眉毛が生えにくくなります。
経営者や高収入ビジネスパーソンの中には、身だしなみを整える一環としてメイク用品を使っている方も多いので、毛穴つまりによる眉毛トラブルに十分な注意が必要です。
眉毛にケガをした
眉毛の部分にケガや火傷を負ったとき、皮下組織にまでダメージが及ぶと、毛根が死んでしまうことがあります。
一度死んだ毛根は二度と再生されないため、ケガや火傷をした部分だけはげてしまう可能性があります。
ケガや火傷による脱毛は自然治癒しないので、他の方法でカバーする必要があります。
眉毛がはげてしまったときの応急処置
眉毛はしばらくすると再び生えてきますが、人と会うことが多い経営者や高収入ビジネスパーソンにとっては、はげた眉毛を一日たりとも放置しておくわけにはいきません。
眉毛がはげてしまったときは、原因が解消されて再び眉毛が生えそろうまでの応急処置として、アイブロウアイテムを使用します。
最近は男性でも眉毛を整えるのが当たり前の時代になっているため、アイブロウアイテムを使うこと自体は問題ありませんが、やはり「やり過ぎ感」が出てしまうと不自然な仕上がりになってしまいます。
特にこれまでアイブロウアイテムを使ったことがない方は、基本的な使い方をマスターしてから眉毛を描くようにしましょう。
アイブロウアイテムは大きく分けて「アイブロウペンシル」「アイブロウパウダー」「アイブロウリキッド」の3種類がありますが、リキッドは初心者にはやや難度が高いので、今回はペンシルとパウダーを使った眉毛の描き方のコツをご紹介します。
アイブロウペンシルを使った応急処置方法
眉毛が部分的にはげている場合は、ピンポイントで狙ったところに描けるアイブロウペンシルを使うのがおすすめです。
使い方のコツは、周囲の毛流れに合わせて1本ずつ描き足していくことです。
アイブロウブラシでぼかしながら描いていくと、ペンシルのラインが浮き上がらず、自然な仕上がりになります。
アイブロウパウダーを使った応急処置方法
眉毛全体がまばらに薄くなっている場合は、アイブロウパウダーを使ってはげた部分をカバーするのがおすすめです。
パウダーははげた部分にだけ載せると違和感のある仕上がりになりますので、眉頭から眉尻まで、全体をなぞるように載せていくのがポイントです。
アイブロウアイテムにはさまざまなカラーがありますが、もとの眉毛の色よりも、髪色に合わせて選ぶのが基本です。
日本人の地毛は黒ですので、髪を染めていない場合はブラックやグレーのアイブロウアイテムを選びましょう。
一方、地毛が茶色っぽい方や、明るめに染めている方はダークブラウンのアイブロウアイテムを使用するとナチュラルに仕上がります。
ケガや火傷で眉毛がはげた場合は植毛という方法もある
ケガや火傷によって眉毛がはげた場合、自然に毛が生えてくる見込みはないため、今後ずっとアイブロウアイテムを使わなければなりません。
多忙ゆえに、毎日手間をかけて眉毛を描くのは面倒…という経営者や高収入ビジネスパーソンの方は、クリニックなどで植毛を行うのもひとつの方法です。
うまく生着すれば、再び自分の眉毛として生えてくるようになるため、はげを根本から解消できます。
ただ、眉毛の植毛は費用が高く、かつ100%生着するとは限りません。
眉毛の植毛を検討する際は、ドクターに相談し、メリットやデメリットを理解してから慎重に検討しましょう。
健康的な眉毛を保つためのケア方法
ケガや火傷が原因でない場合、しばらくすると眉毛は新しく生え替わって元通りになります。
しかし、同じような原因を繰り返していると毛根のダメージが蓄積し、新しい眉毛が生えてこなくなってしまいます。
眉毛のはげが悪化したり、長引いたりすることがないよう、日頃から正しい眉毛ケアを行うことを心がけましょう。
ここでは、健康的な眉毛を保つためのケア方法を4つご紹介します。
眉毛を整えた後は保湿ケアを行う
毛抜きやシェーバーを使って眉毛の形や量を整えると、皮膚に少なからずダメージが残ってしまいます。
眉毛をセルフケアした後は化粧水などでしっかり保湿し、肌トラブルの予防に努めましょう。
毛抜きを使うときは毛の流れに沿って引き抜くようにするとダメージを軽減できますが、できれば使用を控えるのが無難です。
洗顔のときは眉毛の部分も丁寧に洗う
洗顔するときは頬やおでこだけでなく、眉毛の部分も丁寧に洗いましょう。
指の腹を使って、くるくると円を描くように洗うと、眉毛に隠れた部分の皮膚もきれいに洗うことができます。
洗顔の後は眉コームを使って乱れた毛を整え、化粧水で保湿しましょう。
眉まわりをマッサージする
パソコンやスマホなどで目を酷使していると、目や眉のまわりの筋肉が凝り固まり、血行が悪くなります。
特に多忙な経営者や高収入ビジネスパーソンの方は、知らない間に疲労が蓄積されていることが多いので、以下の手順でマッサージを行い、目や眉まわりの血行の改善を目指しましょう。
手順は以下の通りです。
- 親指を眉頭の下に、人差し指を眉頭の上に当て、眉間から眉の中央へと伸びている筋肉(皺眉筋)をつまむ
- 眉間から眉山の方に向かって動かしながら、指で筋肉をつまむようにマッサージする
- 眉山まで到達したら再び元の位置に戻り、今度は指で皺眉筋をつまんだまま、上下左右に動かしてマッサージする
- 皺眉筋の上に指を添え、円を描くようにくるくると回して揉みほぐす
眉毛サロンで眉毛ケアを行う
眉毛をきれいな状態に保つためには定期的なケアが必要ですが、シェーバーや毛抜きを使っていると皮膚トラブルのリスクが高くなります。
そんなときは、眉毛サロンでプロに専用のケアをお願いする方法がおすすめです。
眉毛サロンでは、悩みやコンプレックスに合わせて眉をお手入れするのはもちろん、なるべく皮膚にダメージが残らない処理方法を選んでくれるので、眉毛がはげるリスクを軽減できます。
余分な毛を毛根から処理できるワックス脱毛なら、お手入れ効果が長持ちする上、乱れた毛周期を整える作用も期待できるので、忙しい経営者や高収入ビジネスパーソンにぴったりです。
眉毛がはげるのは誤ったケアやストレスが原因!日頃から適切なケアを意識しよう
日常的に強いストレスを受けていたり、誤ったケアを続けたりすると、眉毛が部分的にはげたり、全体が薄くなったりする原因となります。
はげた部分は時間が経てば自然に治る場合もありますが、同じ原因による脱毛を繰り返すと、丈夫な眉毛が生えてこなくなってしまいます。
眉毛がはげたときはアイブロウアイテムを使えば応急処置できますが、日頃から適切なケアを行い、健康的な眉を保つことが大切です。
特にストレスや疲労にさらされやすい経営者や高収入なビジネスパーソンは、自宅でホームケアしつつ、プロによる専門的なケアを受けることをおすすめします。
セルフケアによるダメージが気になる方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン 代官山・中目黒・恵比寿本店」までお気軽にご相談ください。