通常、眉毛は眉頭から眉尻にかけて、アーチを描くような毛流れになっています。
しかし、眉毛の生え方には個人差があり、なかには毛流れに独特の癖がある人もいます。
生え方に癖のある眉毛は、どこかちぐはぐな印象を与えてしまいますので、特に人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、眉毛の癖を整えた方がよいでしょう。
今回は、眉毛の癖に関する基礎知識や、癖を整えるためのポイントと注意点、眉毛の癖を直すのに美容サロンをおすすめする理由について解説します。
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眉毛の癖ってどんな状態のこと?
眉毛の癖とは、眉毛の毛流れが通常とは異なる状態のことです。
たとえば、眉頭の毛流れは本来、下から上に向かって流れていますが、眉毛に癖のある人は一部の毛が左右を向いていることがあります。
他にも、眉山から眉尻にかけてだんだん下がっていくはずの眉毛が上に向かって飛び跳ねていたり、眉山の毛が渦を巻いていたりするケースもあります。
単純に毛流れが乱れているだけなら、眉用コームでとかすだけで直すことができますが、もともと眉毛に癖がついている場合は、コームでとかしても毛流れを整えることができません。
髪の毛はある程度の長さ・重みがあるので、スタイリング剤を使ったり、ドライヤーでブローしたりすれば癖を直すことができますが、眉毛の長さはわずか数ミリと短いため、毛流れを変えるのは難しいといわれています。
だからといって、眉毛の癖をそのままにしていると、「だらしない」「ボサボサしていて不潔」など、マイナスのイメージを抱かれる可能性があります。
特にビジネスパーソンでは清潔感が第一とされていますので、眉毛に癖のある状態で営業や商談、プレゼンなどに臨むと、ビジネスが不利になってしまうかもしれません。
眉毛の癖は生まれつきのものがほとんどですが、コツを押さえてケアすれば、毛流れを整えることは可能ですので、眉毛の癖が気になる方はあきらめずにお手入れすることをおすすめします。
眉毛の癖を整えるためのポイント
癖のある眉毛を整えるために、押さえておきたいポイントは3つあります。
- 最初にデザインを決める
- ラインに沿ってはさみを入れる
- スクリューブラシで整え、眉マスカラで仕上げる
以下ではそれぞれのポイントについて詳しく解説します。
最初にデザインを決める
フリーハンドでいきなりお手入れを始めると失敗しやすいので、まずは以下の黄金比を参考に、眉毛のデザインを決めていきます。
- 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
- 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
男性の定番であるストレート眉にする場合、眉頭から眉尻にかけての角度は5~15度以内にします。
それ以上の角度をつけると吊り眉に、5度以下になると下がり眉になってしまいますので要注意です。
眉頭・眉山・眉尻の位置が決まったら、アイブロウペンシルで印をつけ、点と点を結んでアウトラインを引きます。
これが眉毛のベースラインとなり、眉毛を整えるときはラインからはみ出た部分のみをカットまたは剃ることになります。
ラインに沿ってはさみを入れる
眉毛のベースラインが決まったら、コームやスクリューブラシで毛流れを整えた後、ラインに沿って眉用はさみを入れていきます。
眉頭から眉山にかけては、眉用コームで毛を少しすくい上げ、毛先をカットすると、ちょうどよい長さに整えられます。
一方、眉尻は毛流れに沿ってコームを上から下にいれ、ラインからはみ出た毛先をカットします。
スクリューブラシで整え、眉マスカラで仕上げる
ベースラインからはみ出た毛をカットしたら、仕上げにスクリューブラシを使って眉毛を整え、眉マスカラで毛流れをキープします。
眉マスカラの基本的な使い方は、まずブラシについた余分なマスカラをティッシュなどで丁寧に拭き取ります。
余分なマスカラがついたまま使用すると、眉が濃くなりすぎたり、皮膚にマスカラがついたりする原因となりますので、最初の一手間を忘れないようにしましょう。
次に、眉尻から眉頭の方向へ、毛流れに逆らってマスカラを塗っていきます。
眉頭まで塗りおえたら、今度は眉頭から眉尻にかけて、同じ要領でマスカラを塗っていきます。
マスカラの先端はスクリューブラシの形になっているので、二度目に塗るときはブラシで眉毛をとかすようなイメージで塗っていくのがポイントです。
最後にベースラインからはみ出たマスカラを綿棒などで拭き取って仕上げたら完成です。
眉マスカラには、毛流れを整えて形をキープするはたらきがあるため、眉毛の癖を目立たなくする効果が期待できます。
また、マスカラを塗ると眉毛に立体感が生まれるので、人と会う機会が多くて第一印象をよりよくしたいビジネスエリートや、ビジネスパーソンにおすすめです。
眉マスカラにはいろいろなカラーがありますが、髪に近い色合いを選ぶと自然な仕上がりになります。
眉毛の癖を整える際の注意点
眉毛の癖を整えるときは、以下の点に気をつけましょう。
- 切りすぎに注意
- 眉尻はしっかり残す
- 癖のある部分を無理にいじらない
それぞれのポイントについて詳しく説明します。
切りすぎに注意
眉毛の癖を整える際によくある失敗は、はさみの入れすぎによって眉が短くなってしまうケースです。人と会う機会が多い経営者やビジネスエリートは特に注意したい項目です。
眉毛に癖のある方は、何とかきれいな形に整えようと、いろいろな方向からはさみを入れてしまいがちですが、かえっていびつな形になってしまう可能性が大きいです。
一度切ってしまった眉毛が元に戻るまでにはかなりの時間がかかります。黄金比に従って眉毛のベースラインを決めたら、はみ出た部分のみをカットし、余計な手は加えないよう注意しましょう。
眉尻はしっかり残す
眉毛の癖は眉尻に出やすいので、「いっそのこと眉尻をばっさり切り落とした方が良いのでは?」と思う方も多いのですが、眉尻がなくなると全体のバランスが崩れてしまうので、しっかり残すことが大切です。
ベースラインを決めて余分な毛をカットすれば、多少癖が残っていても全体のバランスが取れたきれいな眉毛に見えますので、小鼻と目尻を結んだ延長線上に眉尻のポイントを決めたら、それ以上短くカットするのは控えましょう。
癖のある部分を無理にいじらない
眉毛の癖が気になるからといって、周囲と生え方が異なる部分をまとめてカットしたり、剃ったりするのはNGです。
癖のある部分を無理にいじると、部分的に眉毛がなくなってしまい、まばらな状態になってしまうおそれがあります。
前述の通り、眉毛はベースラインが整っていれば、多少癖が残っていてもあまり目立ちませんので、癖のある部分は無理に手を加えないようにしましょう。
人前に立つ機会が多い経営者の方は眉毛が整えられていることも重要ですので、いじりすぎは禁物です。
自分で眉毛を整えるのが面倒なら美容サロンがおすすめ!
ここまで眉毛の癖を整える方法や注意点をご紹介してきましたが、眉毛をセルフケアするのはなかなか難しく、手間と時間がかかります。
眉毛ケア初心者の方は失敗するリスクが高いですし、多忙な毎日を送っている経営者やビジネスエリートの方はまとまった時間を取りづらく、定期的に眉毛をケアするのは大変です。
そんなときは、眉毛専用の美容サロンでプロにお手入れをお任せしましょう。
眉毛のプロなら、顔の骨格や目鼻立ち、眉毛の癖などを総合的に判断し、一人ひとりに合った眉毛に整えてくれるので、常にきれいな眉毛をキープすることができます。
眉毛の生え方に関する悩みにも柔軟に対応してくれますので、癖のある眉毛の整え方に困っているビジネスパーソンの方は、眉毛サロンの利用をおすすめします。
癖のある眉毛をきれいに整えたいのなら眉毛サロンでお手入れしよう
眉毛の生え方に癖がある方は、あらかじめ眉のデザインを決めたうえで、はみ出た部分だけを丁寧に処理することが大切です。
癖のある部分だけをカットすると、かえって不自然な仕上がりになってしまうので注意しましょう。
ただ、癖のある眉毛をナチュラルに仕上げるのはやや難しいので、商談やプレゼン、接待などが多く、眉毛ケアの失敗が許されない経営者やビジネスエリートの方は、眉毛専門の美容サロンでお手入れすることをおすすめします。
癖のある眉毛にお悩みの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分のメンズ眉毛サロン代官山店にご相談ください。