眉毛もファッションと同じく、その時代ごとの流行があります。
今のトレンド眉を押さえておけば、プライベートはもちろん、ビジネスシーンでも相手に好印象を与えることができ、仕事面で大きなプラスになります。特に人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、流行の眉をチェックしておきましょう。
今回は、眉毛が顔に与える影響や、今流行の顔と眉毛の形、自分で眉を整える手順をご紹介します。
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印象が大きく変わる!眉毛が顔に与える影響
顔には目・鼻・口など複数のパーツがありますが、中でも眉毛は目に次いで注目される部位といわれています。
多くの人は初対面の際、まず相手の顔をチェックしますので、眉毛を整えていない、あるいは不自然な形の眉毛をしていると、相手に違和感や不快感を与えてしまうおそれがあります。
実際、男性眉毛に対する意識調査の結果によると、眉毛を整えることが「第一印象に影響を与える」と回答した人は全体の8割近くに及んでおり、眉毛が見た目を大きく左右することがうかがえます。[注1]
特に「何も手を加えていない眉毛」は印象が悪いと回答する人が多く、男性でも眉毛をきれいに整えることが身だしなみ・マナーと考えられる風潮が強くなってきているようです。
一方で、「細い眉」も印象の悪い眉のひとつに挙げられており、手を加えすぎると逆効果になってしまうので注意が必要です。
[注1]Digital PR Platform:【男性の眉毛ケア事情】女性に与える印象、眉次第で大きく左右(シック・ジャパン株式会社)
ビジネスも有利に!流行りの塩顔・ソース顔とは
男性の顔はしばしば調味料に例えられますが、中でもプライベート・ビジネスの両方に人気なのが「塩顔」と「ソース顔」の2タイプです。
塩顔とは、色が白く、あっさりした顔立ちのことです。目元は一重または奥二重、眉はナチュラル、輪郭はシャープで、全体的にすっきりした印象を与えます。
後述するソース顔に比べると薄めの顔立ちなので、一見するとミステリアスでとっつきにくい印象を与えますが、そのぶん笑顔になったときのインパクトが強く、相手に好感を持たれやすい傾向にあります。
また、薄めであっさりした顔立ちは清潔感があり、ビジネスシーンでは「さわやかな男性」というイメージを与えることができます。
一方のソース顔は、彫りが深く、濃いめの顔立ちのことです。
日本人はもともと薄めでのっぺりした顔立ちの人が多いですが、ソース顔の人は濃いめの眉・くっきりとした二重・高めの鼻の3拍子が揃っていて、まるで外国人のような印象をあたえます。
とても目力が強いので、ビジネスシーンでは「熱心」「意欲がありそう」と見られることが多く、商談やプレゼンで有利に働く可能性があります。
流行りの眉毛を顔の形ごとに紹介
ビジネスで有利になる塩顔またはソース顔を目指すなら、それぞれの顔立ちに合わせて眉毛の形を整える必要があります。
せっかくの塩顔・ソース顔も、眉毛がぼさぼさの状態では台無しになってしまいますので、今流行りの眉毛を取り入れて「仕事がデキる男」を目指しましょう。
ここでは塩顔・ソース顔ごとに流行りの眉毛の形をご紹介します。
塩顔に似合う流行りの眉毛
塩顔メンズに似合う流行りの眉は、角度やアーチがほとんどつかない「平行眉」です。その名の通り、目のラインとほぼ平行に真っ直ぐ伸びているところが特徴で、ナチュラルでありながら男らしい印象も与えることができます。
また、眉毛は角度がつくほど目元がきつくなるため、ほとんど角度をつけない平行眉は優しげで穏やかなイメージになります。塩顔メンズはどちらかというと中性的な印象を与える顔立ちなので、キリッとした上がり眉よりも、ソフトな平行眉との相性が良く、柔らかな雰囲気を醸し出せます。
ソース顔に似合う流行りの眉毛
ソース顔メンズに似合う流行りの眉毛は、くっきりとした濃いめの「ゆるめアーチ眉」です。
アーチ眉は、目の上のラインに沿って弧を描くような形になるのが特徴ですが、ソース顔の方は眉毛が濃いめなので、はっきりアーチをつけると悪目立ちしてしまうおそれがあります。そのため、ソース顔の人がアーチ眉に整えるときは、ストレート眉にやや近いゆるめのアーチを心がけるのがポイントです。
ソース顔の方は目力が強いので、眉頭から眉山にかけて濃いめに仕上げると目元とのバランスを取りやすくなります。
自分で眉毛を整える手順
自分で眉毛を整える場合は、平行眉でもアーチ眉でも、まず眉毛全体のバランスをチェックすることが大切です。
眉頭・眉山・眉尻の位置は、眉毛の黄金比をもとに、以下のように決定します。
- 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
- 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
- 眉尻:小鼻と眉尻を結んだ延長線上
それぞれの位置にアイブロウペンシルで印をつけたら、平行眉・アーチ眉ごとの特徴に合わせて眉毛を整えていきます。
以下では、塩顔に似合う平行眉と、ソース顔に似合うゆるめアーチ眉の作り方をご紹介します。
塩顔に似合う平行眉の作り方
平行眉の場合、ほとんど角度をつけないのが基本なので、眉頭から眉山までの角度は10度前後に留め、眉山にも余計な角度を作らないようにします。
以上のポイントを押さえながら、アイブロウペンシルでアウトラインを引き、基準のラインからはみ出た毛を眉用はさみでカットします。
ただ、いきなりはさみを入れると失敗しやすいので、あらかじめ眉用コームで毛流れを整えた上で、1本1本少しずつカットしていくのがおすすめです。また、眉まわりの産毛は眉用カミソリで剃った方が、処理残しが少なく、すっきりとした仕上がりになります。
なお、眉の上側のラインを整えすぎると、いかにも「作った」眉毛になり、不自然な仕上がりになってしまいがちです。眉毛の上はできるだけ手を加えず、周囲の産毛を処理するだけに留めておきましょう。
平行眉は余分な毛をカットするだけで簡単に作れる眉毛なので、余計な手を加えないようにお手入れするのがポイントです。
ソース顔に似合うゆるめアーチ眉の作り方
ゆるめアーチ眉は、眉山を頂点として、やや角度をつけたラインを描きます。
眉頭から眉山にかけての角度は15度くらいを意識する一方、眉頭と眉尻の高さはほぼ水平になるように調整します。前述した眉毛の黄金比をもとに眉山の位置を決めておけば、自然と緩やかなアーチを描くことができます。
なお、眉頭から眉山にかけてのラインは、ほぼ直線でOK。無理に曲線をつけようとすると、逆U字の不自然な眉毛になってしまうおそれがあります。眉頭から眉山にかけて15度くらいの角度をつけておけば、上のラインにあえて曲線をつける必要はありませんので、余計な手を加えないよう注意しましょう。
あとは平行眉と同じように、ラインからはみ出た部分をカットすれば完成ですが、ソース顔の場合は目力に負けないよう、眉頭から眉山にかけてのラインは濃いめに仕上げるのがポイントです。
眉毛の形で失敗したくないなら美容サロンで綺麗に整えてもらおう
眉毛は必要な道具さえあれば自宅でお手入れできますが、初心者は切りすぎや剃りすぎの失敗が多く、理想とはほど遠い不自然な眉毛になってしまう可能性があります。
眉毛は髪の毛よりも生えるスピードが遅いため、一度失敗すると数日間は不自然な眉毛のまま過ごす羽目になってしまいます。特に商談や接待、会合などが多い経営者やビジネスエリートの方は、ビジネス面で大きなハンデを負うことになりかねません。
眉毛の形で失敗したくないのなら、眉毛専用の美容サロンでプロにお手入れをお願いした方が安心でしょう。
今流行りの塩顔・ソース顔になればビジネスでも有利に!
今流行の塩顔・ソース顔は、初対面で相手に好印象を抱かれやすく、商談やプレゼン、接待、会合などのビジネスシーンで有利になります。
塩顔は平行眉、ソース顔はゆるめアーチ眉とそれぞれ相性が良いので、目指す顔立ちに合わせて眉毛をきれいに整えてみましょう。
ただ、眉毛は一度失敗すると元に戻るまでに時間がかかりますので、人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、美容サロンでプロにお手入れしてもらうことをおすすめします。
ビジネスシーンにふさわしい眉毛に整えたい方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン代官山店」までお気軽にご相談ください。