男性の眉毛は、髪の毛と同じく、放っておくとだんだん伸びてきます。
ぼさぼさの眉毛を放置していると、「だらしない」「不潔」などマイナスの印象を抱かれてしまいます。
人と話す機会の多いビジネスエリートの方の場合、ビジネスに悪影響を及ぼすおそれがありますので、眉毛が伸びてきたらこまめにお手入れすることが大切です。
今回は、男性の眉毛が伸びる仕組みや、生えるスピードと老化との関連性、伸びるサイクルに合わせた処理のタイミングについて解説します。
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男の眉毛が伸びる仕組み
男性の眉毛は、髪の毛やすね毛などの体毛と同じく、成長期・退行期・休止期という3つの期間を経て発毛・成長・脱毛を繰り返しています。
これを眉毛の「毛周期（ヘアサイクル）」といい、正常な場合はおよそ5ヵ月程度で1周する仕組みになっています。
以下では、毛周期を構成する3つの期間の役割と特徴をまとめました。
成長期
眉毛が発毛・成長する時期で、期間はおよそ1～2ヵ月ほどです。
毛包を構成する細胞の供給を行う毛包幹細胞が増殖し、毛包の底で毛母細胞になった後、血液から運搬される酸素や栄養素によって分裂・増殖を繰り返し、新しい毛が作られていきます。
毛周期が正常に稼働しているうちは、古い毛の下で新しい毛が常に誕生しており、古い毛を押し出す形で新しい眉毛が発毛・成長していきます。
退行期
毛母細胞の分裂が落ち着き、眉毛の成長が止まる時期です。
成長が止まった毛は、毛包の中央にある毛乳頭から分離され、やがて抜け落ちていきます。
退行期の期間はおよそ2～3週間で、毛周期を構成する3つの要素のうちで最も短い期間となります。
休止期
毛母細胞の減少によって毛包が小さくなり、毛乳頭の活動がストップする時期です。
次の成長期が来るまでは、新しい眉毛は生えてこない状態になります。
休止期は平均3～4ヵ月と毛周期の中で最も長く、すべての眉毛の9割は休止期の状態にあるといわれています。
男の眉毛が伸びるスピードや老化による影響
男性の眉毛が伸びるスピードには個人差がありますが、1週間の平均は1mm程度、1ヵ月では4mm程度といわれています。
髪の毛は1ヵ月で約1cm生えてきますので、眉毛が伸びるスピードはかなり遅めといえます。
そのぶん、一度眉毛をカットしたり抜いたりすると、元の状態に戻るまでにはかなりの時間がかかりますので、眉毛をセルフケアするときは慎重にお手入れする必要があります。
眉毛が髪の毛のように長く伸びない理由
眉毛は放っておいても髪の毛のように伸び続けることはなく、常に一定の長さをキープしています。
その理由は毛周期にあり、髪の毛の成長期が2～6年と長期間にわたるのに対し、眉毛の成長期は1～2ヵ月で終わってしまいます。
成長期を終えた眉毛は退行期・休止期に移行してしまうため、長く伸びる前に古い毛は抜け落ちてしまうのです。
そのため、眉毛を放置していても、まぶたや目を覆ってしまう心配はありません。
ただ、伸び放題の眉毛は清潔感のない印象を与えてしまいますので、人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、こまめに眉毛をお手入れした方がよいでしょう。
男の眉毛は年齢を重ねるとどんどん伸びる？
眉毛は成長期が短く、一定以上の長さになることはないと説明しましたが、実は例外もあり、男性は年齢を重ねるにつれて眉毛がふさふさになるケースが多く見られます。
女性の場合、年齢を重ねても眉毛がふさふさになる現象は見られず、男性特有の変化といわれています。
なぜ男性の眉毛は老化とともに伸びていくのか、その理由について、シカゴの皮膚科医であるダニーロ・デル・カンポ氏とマリー・ジン氏は、男性ホルモン「テストステロン」が影響していると解説しています。［注1］
氏によると、テストステロンには毛周期の長さを変化させるはたらきがあり、眉毛においては成長期・退行期・休止期すべてが延びる傾向にあるそうです。
ちなみに、女性にもテストステロンは存在しますが、加齢とともに分泌量は減少するため、年齢を重ねても眉毛がふさふさになることはないのだそう。
若いうちは眉毛がふさふさになることに悩まされる心配はあまりありませんが、50代、60代と年齢を重ねていくと、眉毛がぼさぼさと伸び放題になってしまうおそれがありますので、適切なケアを行う必要があります。
[注1]LIVESCIENCE：Why do men's eyebrows get bushier with age?[英文]
眉毛が伸びるサイクルに合わせた処理のタイミング
眉毛は髪の毛ほど長く伸びないぶん、ミリ単位の成長でも外見ががらりと変わってしまいますので、約1mm伸びる1週間を目安にお手入れするのが理想です。
男性の眉毛の長さは4mm前後がベストとされていますが、2～3週間が経過すると+2～3mmとなり、6mm以上の濃い眉毛になってしまいます。
6mmを超える眉毛は男らしいワイルドな印象を与える一方、眉のラインがぼやけて目力が低下したり、むさくるしいイメージを与えたりする原因にもなり、相手の好感を得られない場合があります。
とくにビジネスでは清潔感が何より重視されますので、多くの人と会い、人前で話す機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、面倒でも週に1回のペースでセルフケアすることをおすすめします。
男の眉毛が伸びてきたときの整え方
自己流のお手入れではビジネスエリートの方に適した眉毛になっていない可能性があります。
男性の眉毛が伸びてきたときは、以下のポイントを押さえて処理することが大切です。
- 毛流れをしっかり整えてから処理する
- 眉まわりの産毛はきれいに剃る
- 伸びたぶんだけ整えることを意識する
ここでは、男性の眉毛が伸びてきたときの具体的な整え方のポイントを詳しく説明します。
毛流れをしっかり整えてから処理する
毛流れが乱れた状態で眉毛をカットすると、長さが不揃いになって違和感のある仕上がりになってしまいます。
まずはスクリューブラシや眉用コームできれいに毛流れを整えてから、眉毛処理を開始しましょう。
眉まわりの産毛はきれいに剃る
眉まわりに産毛が生えていると眉毛のベースラインがぼやけてしまうので、眉用カミソリを使ってきれいに処理しましょう。
ただ、眉のラインぎりぎりまで剃ろうとすると、手がすべったときに眉本体を剃り落としてしまう原因になりますので、ほどほどのところでOKです。
眉上の産毛を剃るときは、カミソリを持っていない方の手でおでこの皮膚を少し持ち上げ、皮膚を平らにすると処理しやすくなります。
逆に、眉下の産毛を剃るときはまぶたを軽く押さえて下方向に少し引っ張るとよいでしょう。
伸びたぶんだけ整えることを意識する
眉毛は少し伸びただけでもかなり外見が変わりますので、実際以上に伸びたと錯覚しやすく、うっかり切りすぎてしまう場合があります。
1週間に伸びるのは約1mmですので、眉毛処理するときは外見に惑わされず、伸びたぶんだけカットすることを心がけましょう。
以上、眉毛が伸びたときの整え方のポイントをご紹介しましたが、たとえ1mm程度のカットでも、慣れない間はかなりの時間がかかってしまいます。
また、忙しい毎日を送る経営者やビジネスエリートの方にとっては、週に1回のペースで眉毛を整えるのは難しいと感じるかもしれません。
そんなときは、眉毛サロンでワックス脱毛による処理を検討しましょう。
ワックス脱毛なら根元から眉毛を処理できるので、カミソリよりも効果が長持ちしやすく、眉毛のセルフケアにかける時間と手間を節約することができます。
眉のデザインや形もプロからアドバイスをもらえますので、きれいな眉毛をキープしたい方は眉毛サロンでのお手入れがおすすめです。
眉毛は1週間に約1mm伸びる！きれいな眉毛をキープしたいならサロンでお手入れしよう
眉毛は約5ヵ月にわたる毛周期を繰り返し、1週間に約1mmのペースで延びています。
髪の毛に比べると毛周期が短いので、一定以上の長さに伸びることはありませんが、伸び放題の眉毛はだらしない印象を与えてしまいます。
外見も重視されることが多いビジネスエリートの方が眉毛のお手入れをしていないと、ビジネスで不利になる可能性もあります。
週1のペースでお手入れするのが理想ですが、時間の取れない方や、セルフケアに自信がない方は、眉毛サロンでのお手入れを検討することをおすすめします。
伸びてくる眉毛の整え方にお悩みの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン代官山店」までお気軽にお問い合わせください。
「メンズ眉毛サロン代官山店」の眉毛ケアメニューでは、ビジネスマンに適した眉毛に仕上げますので、ぜひ一度ご相談ください。
