ダイエット中は食べ物だけでなく、水分補給のための飲み物にも気を遣う必要があります。
飲み物にはいろいろな種類がありますが、中にはダイエット中に避けたいものもありますので、水分を摂るときは十分注意しましょう。
今回は、ダイエットに励んでいるビジネスエリートの男性向けに、おすすめの飲み物や、逆に避けたい飲み物、飲み方のポイントなどについて解説します。
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ダイエット中のビジネスパーソンにおすすめの飲み物5選
ダイエット中のビジネスパーソンでも安心して水分補給できるおすすめの飲み物を5つご紹介します。
常温の水または白湯
カロリーゼロで、糖質や塩分も含まれない水は、ダイエット中の水分補給にぴったりの飲み物です。
夏場や運動後はキンキンに冷えた水を飲みたいところですが、冷たい水をたくさん飲むと胃腸が弱ってしまいますので、普段は常温の水を飲むのがおすすめです。
冬場など気温が低いときや、体が冷えたときは、水よりも温度が高い白湯を飲むと、体を芯から温めることができます。
市販のミネラルウォーターでもよいですが、製品によっては糖質が含まれているものもありますので、ダイエット中は糖質ゼロのものを選びましょう。
烏龍茶
烏龍茶に含まれる「ウーロン茶ポリフェノール」には、脂質を分解・吸収させる消化酵素のはたらきを抑制する作用があります。烏龍茶を飲むと、脂質が体内に吸収されず、そのまま体外に排出されやすくなるため、肥満やメタボ予防に役立ちます。
烏龍茶はアイス・ホットのどちらで飲んでも美味しいので、季節や体調に合わせて温度を調整しましょう。
緑茶
緑茶には、カテキンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。カテキンには脂肪の蓄積を抑えるほか、脂肪を分解する作用があるといわれており、ダイエットのサポートに効果的です。
ブラックコーヒー
コーヒーに含まれるカフェインには、代謝をアップしたり、脂肪の分解を促したりする作用があるといわれています。同様に、コーヒーに含まれるクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールにも、脂肪の分解や燃焼をサポートするはたらきが期待されています。
ただ、ミルクやシュガーを入れてしまうと脂質や糖質を摂取してしまうので、ダイエット中はブラックのまま飲むのがおすすめです。
グリーンスムージー
ダイエット中は食事制限の影響で、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が不足しがちになります。生の青野菜と水で作るグリーンスムージーなら、ビタミン・ミネラル・食物繊維をたっぷり摂取できるので、ダイエット中にありがちな肌荒れや便秘などのトラブル防止に役立ちます。
ダイエット中のビジネスパーソンに良い飲み物の選び方
ここまでダイエット中のビジネスパーソンにおすすめの飲み物をいくつかご紹介しましたが、ポイントを押さえていれば、他にもいろいろな飲み物を飲むことができます。
ここではダイエット中に摂取する飲み物を選ぶときのポイントを4つご紹介します。
ローカロリーの飲み物を選ぶ
短時間でさっと飲める飲み物は、食べ物に比べて低カロリーと思われがちですが、実際には食事並みに高カロリーな飲み物もたくさんあります。
「食べ物じゃないから」と高カロリーな飲み物をたくさん摂取していると、糖質や脂質の摂りすぎで太りやすい体になってしまいますので、ダイエット中はなるべくローカロリーの飲み物を選ぶようにしましょう。
甘味料不使用の飲み物を選ぶ
市販の清涼飲料水の中には、甘味料が含まれているものが多く存在します。高カロリーの砂糖はもちろんですが、特に注意したいのがローカロリーをうたった人工甘味料が含まれている飲み物です。
人工甘味料を日常的に摂取していると、甘みに対する感覚が鈍くなり、結果的により甘い物を欲するようになる危険性があるといわれています。「カロリーオフ」「砂糖不使用」といったうたい文句に惑わされず、原材料をしっかり確認して甘味料が使われていない飲み物を選ぶようにしましょう。
温かい飲み物
暑い夏場はついキンキンに冷えた飲み物を選びたくなりますが、冷たい飲み物ばかり摂取していると内臓が冷えてしまい、基礎代謝や消化機能の低下を招く原因となります。ダイエット中は寒い冬場だけでなく、夏にも冷え対策として温かい飲み物を選ぶのがおすすめです。
ダイエット中のビジネスパーソンが避けるべき飲み物は?
ダイエット中のビジネスパーソンにおすすめしたい飲み物がある一方、できれば避けたい飲み物もいくつかあります。
甘いジュース
甘みの強いジュースには、500mlのペットボトル1本につき、角砂糖10~15個分にあたる砂糖が入っているといわれています。甘いジュースは飲み口がいいので、ついごくごく飲んでしまいがちですが、ダイエット中は控えた方が無難です。
果汁100%ジュース
果汁100%ジュースには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、健康や美容によいというイメージがあります。しかし、原材料となる果物には果糖が含まれているため、果汁100%ジュースの飲み過ぎはカロリー・糖質過多になる可能性大です。
商品によっては、さらに砂糖や甘味料を使用しているものもありますので、ダイエット中に飲むのは避けましょう。
アルコール類
お酒に含まれるアルコールは肝臓で代謝されますが、その際、ビタミンやミネラル、酵素を大量に消費します。これらの栄養素は脂質の代謝にも活用されますので、アルコールを飲み過ぎて栄養不足になると、脂肪が蓄積されやすい体になってしまいます。
糖質ゼロやカロリーオフのお酒を選んだとしても、アルコールそのものがダイエットの妨げになる可能性がありますので、ダイエット中は節酒または禁酒を心がけた方がよいでしょう。
ダイエット中のビジネスパーソンが水分補給を怠るリスク
ダイエット中は「水太り」になるリスクを恐れて、あえて水分補給を行わないという人もいます。しかし、人の身体の約60%は水分で構成されていますので、定期的に水分補給を行わないと、脱水症状を引き起こす原因となります。
脱水症状が長引くと、熱中症や脳梗塞などの発症リスクが高まり、命に危険が及ぶ可能性があります。また、水分が不足すると血液がドロドロになり、栄養素がスムーズに体内に行きわたらず、基礎代謝や消化機能の低下を招くこともあります。
さらに、ダイエットの天敵といわれる便秘を引き起こす要因にもなりますので、減量中の人ほど意識的に水分を摂取することが大切です。
ダイエット中のビジネスパーソンが押さえるべき飲み方のポイント
ダイエット中こそ定期的な水分補給を意識すべきと説明しましたが、一度に大量の水分を摂取すると、体に負担をかけてしまう原因となります。
口から摂取した水分は、体内で利用された後、腎臓で処理されて排泄されます。そのため、一度に大量の水を摂取すると腎臓に負荷がかかり、一時的に腎機能が低下してしまうのです。
腎臓は体に不要な老廃物をろ過し、排出するという役割を担っていますので、腎機能が低下すると余分な老廃物が滞留しやすくなります。症状が悪化すると「水中毒」と呼ばれる症状を発症し、吐き気や嘔吐、精神異常などの体調不良を引き起こすほか、最悪の場合は意識不明や死に至るリスクもあります。
腎機能が正常な成人であれば、水中毒を引き起こすリスクは低いといわれていますが、一度に大量の水を飲むと体に負担がかかるのは間違いありません。水分補給するときはコップ1杯程度の飲み物をこまめに摂取するようにしましょう。
ダイエット中は正しい方法で水分補給を行おう
ダイエット中に水分補給する際は、カロリーや糖質、脂質の高い飲み物は避けるのが基本です。ローカロリーで甘味料が使われていない水や烏龍茶、緑茶、コーヒーなどがおすすめですが、一度に大量に飲んだり、冷えた飲み物を摂りすぎたりすると体に負担をかけるので注意しましょう。
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