ビジネスパーソンを対象に実施したアンケート調査によると、男女ともに「なりたい」「憧れる」「好ましい」と感じるのは清潔感のある人だそうです。[注1]
逆に、清潔感のない人は第一印象が悪くなり、ビジネスに支障を来す原因になってしまいますので、身だしなみには十分配慮する必要があります。
そこで今回は、ビジネスで好印象を与える清潔感の出し方をご紹介します。
[注1] PR TIMES:ビジネスマンが目指すべきポイントは「清潔感」
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身だしなみにおける清潔感の出し方6つ
ビジネスシーンで相手に好印象を抱いてもらうために実践したい、身だしなみにおける清潔感の出し方は大きく分けて6つあります。
- ヘアスタイルを整える
- 毎日スキンケアを行う
- 爪は短めに整える
- ヒゲをきれいに剃る
- オーラルケアをしっかり行う
- きれいな服装を意識する
以下では、それぞれのポイントについて詳しく説明します。
ヘアスタイルを整える
美容師さんやアパレル関係などの方を除き、一般のビジネスパーソンは髪の毛を短く切りそろえるのが基本です。ボサボサと伸びきった髪の毛は不潔な印象を与えやすく、初対面で敬遠される原因になりますので、1~2ヵ月に1回は髪の毛をカットするようにしましょう。
必要に応じてワックスなどのスタイリング剤を使用すると、おしゃれ度がアップしてセンスが良い人と評価されやすくなります。
毎日スキンケアを行う
「スキンケアは女性が行うもの」という認識はすでに古く、現代では男性もスキンケアするのが当たり前の時代です。特に多忙な毎日を送っているビジネスエリートの方は、疲れやストレスで肌が荒れやすいので、毎日のスキンケアで肌のコンディションを整えておくことが大切です。
ニキビや吹き出物が多い肌や、乾燥して粉を吹いている肌は「不潔」「だらしない」と思われる可能性があるので要注意です。
爪は短めに整える
女性の場合は長く伸ばした爪をきれいに整えるのもアリですが、男性の爪は常に短く切りそろえておくのが基本です。
爪の中には雑菌や汚れが入り込みやすく、長く伸ばしていると不潔なイメージを与えてしまうので、1週間に一度は爪の長さをチェックし、必要に応じてカットしましょう。
ヒゲをきれいに剃る
美容師さんやアパレル関係の方など、比較的自由なスタイルが許される職業の方は別ですが、経営者やビジネスエリートの方はヒゲをきれいに剃っておくのがマナーです。
ヒゲは毎朝剃るのが基本ですが、肌の弱い方はカミソリ負けしやすいので、比較的肌への負担がすくない電動シェーバーを使ってお手入れするのがおすすめです。また、ヒゲ剃りの後は化粧水や乳液などできちんと保湿し、肌荒れを予防しましょう。
もともとヒゲが濃く、朝剃っても夕方に生えてくるという方は、ヒゲ脱毛を検討するのもひとつの方法です。
オーラルケアをしっかり行う
白くてきれいな歯や、さわやかな息は清潔感のある男性に欠かせないものです。
コロナ禍の現在、ビジネスシーンではほとんどマスクを着用していますが、だからといってオーラルケアを怠るのはNG。出先では携帯用の歯ブラシやマウスウォッシュを使用し、食後にきちんと口腔内のケアを行うことを心掛けましょう。
なお、コーヒーや紅茶、たばこなどを常飲する習慣のある方は、着色汚れやヤニ汚れが目立ちやすいので、市販の歯磨き粉または歯科クリニックなどでホワイトニングに取り組むことをおすすめします。
きれいな服装を意識する
ぴしっときれいなスーツをスマートに着こなしていると、それだけで清潔感を演出することができます。人と会う機会が多い経営者やビジネスエリートの方は特に意識したいポイントです。
スーツにほころびや汚れ、しわなどがあると、よれよれでだらしない印象を与えてしまいますので、こまめにスーツの状態をチェックし、必要に応じてクリーニングや修繕を行いましょう。
ファッションで清潔感を出す4つの方法
ビジネスマンの服装はスーツが基本なので、あまり変わり映えしないと思われがちですが、ちょっとした工夫やコツを採り入れることで清潔感がぐっとアップします。
具体的なポイント・コツは以下の通りです。
- ジャストサイズのスーツを着る
- ベルトと靴を同系色にする
- 無地のアイテムを取り入れる
- 爽やかな色合いにまとめる
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
ジャストサイズのスーツを着る
ビジネスで着用するスーツは、自分の体に合ったサイズを選ぶことが大切です。ダボダボ、あるいはピチピチのスーツを着ていると、「だらしない」「不格好」といったイメージを与えてしまい、第一印象が悪くなってしまうおそれがあります。
できれば自分の体型に合わせたオーダースーツを着用するのがベストですが、既製品を購入する場合は以下のポイントに注意してスーツを選びましょう。
- ジャケットの肩をしっかり合わせる
- 袖丈からシャツが1cm程度出るよう調整する
- ジャケットの着丈はお尻が7~8割隠れるものを選ぶ
ジャストサイズのスーツを着こなすと、シルエットがきれいになり、清潔感のあるスマートな印象を与えられます。
ベルトと靴を同系色にする
ベルトと靴を同系色で合わせると、ビジネスシーンにふさわしい落ち着いた印象になります。色だけでなく、革のベルト×革靴など、素材も統一させると全体のバランスが良くなります。
なお、ベルトや靴は黒・茶などベーシックな色合いを選び、無駄にカジュアル感が出ないよう配慮することが大切です。
無地のアイテムを取り入れる
スーツやシャツ、ネクタイにはいろいろなデザインがありますが、柄物を採り入れるのは1つのみに留め、基本は無地のアイテムで揃えることをおすすめします。たとえば無地スーツ×白のシャツ×ストライプのネクタイ、チェック柄のスーツ×白のシャツ×無地ネクタイなどです。
ただし、ストライプのスーツにカラーシャツ、小紋ネクタイなど、すべてのアイテムに色柄を採り入れると、落ち着きのない雰囲気になってしまうので注意しましょう。
爽やかな色合いにまとめる
清潔感を出したいときは、ネイビーやライトグレー、グリーンなど、爽やかな色合いでまとめるのがポイントです。ただ、グリーン系のスーツはカジュアル色が強いので、ネクタイとして採り入れた方がよいでしょう。
かんたんに効果が出る!すぐに清潔感を出すなら顔周りからはじめる
ビジネスシーンで清潔感を出す方法はいろいろありますが、今すぐ効果を実感したいのなら、顔まわりのお手入れから始めるとすぐに印象を変えることができます。特に忙しくて多忙である経営者やビジネスエリートの方は、顔まわりのお手入れからはじめてみることをおすすめします。
顔まわりのお手入れというとスキンケアのイメージがありますが、肌のコンディションを整えるにはある程度の日数がかかりますので、まずは眉毛のお手入れから始めてみましょう。
眉用のハサミ、シェーバー、コーム、毛抜き、アイブロウペンシルなどの道具を揃えれば、自宅で手軽に眉毛をセルフケアすることができます。初めて眉毛を整える方は、あまり余計な手を加えず、ベースラインからはみ出た余分な毛だけを処理すると自然な仕上がりになります。
まずは以下の黄金比をもとに眉頭・眉山・眉尻の位置を決め、アイブロウペンシルでベースラインを引いてみましょう。
- 眉頭:小鼻から真上に伸ばした延長線上
- 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
ベースラインからはみ出た毛を眉用ハサミやシェーバーで処理すれば、ナチュラルかつ清潔感のある眉毛に整えることができます。
清潔感ある印象を与えるなら眉毛から!美容サロンできれいな眉毛を手に入れよう!
ここまでビジネスパーソンが清潔感を出すための方法をご紹介してきましたが、なかでも即効性のある方法が眉毛ケアです。ボサボサ眉毛をきれいに整えると、目元がスッキリして清潔感のある印象を与えられます。
眉毛は必要な道具を揃えれば自宅でセルフケアすることも可能ですが、眉毛は生えるスピードが遅いので、一度失敗すると元に戻るまでにかなりの時間がかかってしまいます。
人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、少々の失敗が大きな痛手になってしまうこともありますので、美容サロンでプロにお手入れしてもらうことをおすすめします。
ビジネスシーンにふさわしい眉毛に整えたいのなら、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン代官山店」まで、お気軽にご相談ください。