かつては、眉毛を書くのは女性だけというイメージがありましたが、近年はアイブロウペンシルなどを使って眉メイクする男性が増えてきています。ビジネスマンも同様です。
メンズ用のアイメイク用品も多数販売されていますが、世間では眉毛を書く男性にどのような印象を持っているのでしょうか?
今回は、眉毛を書く男性の印象や、眉毛を書くために必要な道具、眉毛を書く流れ、事前に押さえておきたいポイントについて解説します。
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眉毛を書く男性はどんな印象を持たれるのか?
男性が眉毛を書くことについてどう思うか、ネットで意見を調べると、好意的にとらえる声が多数見受けられます。
男性からすると、「女性っぽいと思われないか」「男なのに…と思われそう」と不安になるところかもしれません。しかし、俳優や男性モデルを中心に眉毛を整えたり、書いたりする人が増えている今、眉メイク=女性というイメージを抱いている方はどちらかというと少ないようです。
むしろ、眉毛が薄くなったり、部分的になくなっている状態なのに、何のお手入れもせずにいる男性の方が「だらしない」「センスがない」などのマイナスイメージを抱かれるおそれがあります。
眉毛は顔の印象を大きく左右する大切なパーツですので、眉毛が薄いor部分的になくなっている場合は、眉毛を書いて全体の形を整えた方がよいでしょう。
ただし、眉毛を書くのに失敗すると、違和感のある仕上がりになってしまい、相手に悪い印象を与えてしまう可能性があります。特に経営者やビジネスエリートの方は、商談やプレゼン、会合、接待などで人と会う機会が多いので、正しい眉毛の書き方をマスターしておくことが大切です。
眉毛を書くために必要な道具
男性が眉毛を書くためにそろえるべきアイテムは以下の通りです。
- 眉用コーム
- 眉用はさみ
- 眉用シェーバー
- 眉用スクリューブラシ
- アイブロウペンシル
- アイブロウパウダー
- アイブロウリキッド
- アイブロウブラシ
1~4までのアイテムは、眉毛の形そのものを整えるときに必要な道具です。眉毛の形が整っていないと、ペンシルやパウダーを使ってもうまく眉毛を書くことができません。そのため、眉用のはさみやシェーバーを使って、あらかじめ眉毛をお手入れしておく必要があります。
5~7のアイテムについては、眉毛を書く目的や仕上がりのイメージに合ったものを選択します。最もスタンダードなアイテムは5のアイブロウペンシルで、書きやすく、にじみやすいことから、眉メイク初心者でも簡単に扱えます。
一方、眉毛全体が薄い場合は眉の濃さを調節しやすいアイブロウパウダーを、部分的に薄くなっている部分をカバーしたり、眉全体に立体感を出したりしたいときはアイブロウリキッドを使うのがおすすめです。なお、アイブロウリキッドを使った後は、上からアイブロウパウダーを載せてなじませるので、両方のアイテムを用意する必要があります。
8のアイブロウブラシは、アイブロウペンシルやパウダーを使った後、眉になじませるために使用します。メイクアイテムに付属している場合もありますが、なければ別に準備しておきましょう。
眉毛を書く流れを紹介
男性が眉毛を書くときは、まず眉毛の形を整えるところからスタートします。
以下のポイントをもとに、アイブロウペンシルを使って眉毛のベースラインを引いたら、余分な毛を眉用ハサミやシェーバーで処理していきましょう。
- 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
- 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
ラインからはみ出た部分は眉用はさみでカットし、長さを整えるときや産毛を処理するときは眉用シェーバーを使うと、簡単&きれいにお手入れできます。眉の形を整えたら、眉用コームとスクリューブラシを使って眉の毛流れを整えます。
毛流れが乱れたまま眉毛を書くと、ペンシルやパウダーがうまく載らず、不自然な仕上がりになってしまいます。特に人前に出る機会の多い経営者や営業担当などのビジネスマンは注意が必要です。毛流れをきちんと整えたら、眉メイク用品を使って眉毛を書いていきますが、使用するアイテムによって書き方に違いがあります。
アイブロウペンシルを使う場合
アイブロウペンシルを使う場合は、毛量が少ない部分に1本1本を足していくイメージで書いていくのがポイントです。眉頭はもともと毛量が多い部分なので、あまり手を加えず、眉山~眉尻を中心に書き足していくとナチュラルな仕上がりになります。
最後に、アイブロウブラシを使って書いた部分をぼかし、眉毛になじませたら完成です。
アイブロウパウダーを使う場合
アイブロウパウダーは一般的に3色入りのものが多いので、眉頭から眉尻にかけてグラデーションになるように書いていくのがコツです。
付属のアイブロウブラシに、一番濃い色のパウダーを載せ、眉尻から書き出していきます。次に、中間色で眉山を書き、最後に最も薄い色のパウダーを眉頭に載せます。すべて同じ量のパウダーを載せるとのっぺりした仕上がりになってしまうので、眉の中央に最もパウダーが載るよう意識しましょう。
逆に、眉頭はふんわりと軽くパウダーを載せればOK。仕上げにスクリューブラシを使って全体をぼかすと、自然なグラデーションを描く眉に仕上がります。
アイブロウリキッドを使う場合
アイブロウリキッドはペンシルやパウダーよりも濃い仕上がりになるので、足りない部分だけを埋めるように使うのがベストです。あらかじめティッシュなどで余分な液体を拭き取ってから、ペンシルを使う要領で1本1本丁寧に書いていきます。
その上から同系色のアイブロウパウダーを載せ、ブラシでぼかすと、薄い部分をしっかりカバーできます。
眉毛を書く前に押さえておくべきポイント
男性が眉毛を書くときに押さえておきたいポイントは2つあります。
- 今の眉毛をベースにしたデザインにする
- 自分の顔に合った眉毛の形にする
以下ではそれぞれのポイントについて解説します。
今の眉毛をベースにしたデザインにする
男性の眉毛は一般的に女性よりも濃いめなので、黄金比をもとにベースラインを作れば、あらためて眉メイクで形を作る必要はありません。
むしろ、眉メイクで眉の形をデザインしようとすると、いかにも作り物めいた不自然な眉毛になってしまいますので、今の眉毛をベースにしたデザインにすることを心がけましょう。
自分の顔に合った眉毛の形にする
眉毛の形を決めるときは、目鼻とのバランスに配慮すると同時に、顔の形に合っているかどうかも考える必要があります。
たとえば、丸顔の方ならややシャープなアーチ型の眉毛にすると、顔が引き締まって見えますし、四角顔の方なら目尻の延長線上に角を作る「への字」眉にすると、エラとのバランスが取りやすくなります。
一方、面長の方なら太めの平行眉にすることで顔の長さをカバーできますし、三角顔の方ならやや丸みを帯びたアーチ眉にすると、顎の尖りを目立たなくすることができます。
顔の形は人によって異なりますので、眉毛を書くときは自分の顔の形を一度チェックしてから、最も適した眉毛の形を選ぶようにしましょう。営業など人前に出る機会が多い方は、ビジネスシーンに合う眉毛の形を追求することも大切です。
美容サロンで自分に合った眉毛に整えるのも一つの手
必要な眉メイク用品をそろえれば、男性でも自宅で眉毛を整えたり、眉毛を書いたりすることが可能です。
ただ、眉毛を理想の形に整えるには、ある程度の時間とテクニックが必要になります。急いでいるときにあわてて眉毛を整えたり、書いたりしようとすると、不自然な仕上がりになってしまい、ビジネス面に悪影響を与える可能性があります。
特に多忙な毎日を送っている経営者やビジネスエリートの方は、無理にセルフケアしようとせず、美容サロンで自分に合った眉毛に整えてもらうことを検討した方がよいでしょう。
男性も眉毛を書く時代!綺麗に整えたいときは眉毛サロンを利用しよう
眉メイクをするのは女性のみ、という考えは昔の話で、今は男性でも眉毛を整えたり、書いたりするのが当たり前の時代になっています。「眉毛が薄い」「眉全体がまばらになっている」などの悩みを抱えている方は、眉メイクを施せば、ビジネスシーンにふさわしい眉毛に仕上げることができるでしょう。
ただ、自分で綺麗に眉毛を整えるのは難しく、失敗するリスクは決して少なくありません。お手入れに失敗した眉毛のまま仕事に臨むと、顧客や取引先から「だらしない」「仕事ができなさそう」など、悪いイメージを抱かれる原因になることもあります。
特に商談や接待、会合などで人と対面する機会の多い経営者やビジネスエリートの方は、リスクの高いセルフケアよりも、眉毛サロンでプロにお手入れしてもらうことをおすすめします。
ビジネスシーンにふさわしい眉毛に整えたいとお考えの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分のメンズ眉毛サロン代官山店のご利用をご検討ください。