眉毛を自分で整えるのはなかなか難しく、20~50代の男性を対象に実施した意識調査によると、眉毛ケアに失敗した経験がある男性は7割を超えています。[注1]
抜きすぎたり、剃りすぎた眉毛は時間が経つと再び生えてきますが、元通りになるまでのはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?特に多忙で時間がない経営者やビジネスエリートの方は、剃りすぎたり抜きすぎたりしてしまうとビジネスシーンで相手に悪い印象を与えかねません。
今回は、眉毛の生えるスピードや、眉毛が伸びにくい原因、早く眉毛を伸ばす方法をご紹介すると共に、眉毛ケアに失敗しないためのコツを解説します。
[注1] PR TIMES:<男性の眉毛ケアに関する意識調査>自分の眉毛に対する”自信度”は平均48.7%と自信薄!?新元号・令和時代の理想の男性眉は“しっかりナチュラル”
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そもそも眉毛の生えるスピードは遅い
眉毛ケアに失敗してしまった場合、一刻も早く元通りの眉毛に戻りたいところですが、残念ながら眉毛が生えるスピードは髪の毛やひげといった他の体毛よりも遅く、1日で0.1~0.15mm程度といわれています。
人の毛は、成長期・退行期・休止期という3つの期間で構成される「ヘアサイクル(毛周期)」によって発毛・脱毛を繰り返していますが、眉毛は他の体毛に比べて成長期が約2ヵ月と短いため、生えるスピードも遅い傾向にあります。
抜きすぎ、または剃りすぎによって眉毛がなくなってしまった場合、男性の眉毛の理想の長さといわれる4mmまで戻すには、4mm÷0.15mm=約26日間を要する計算になります。
もちろん、眉毛が生えるスピードには個人差がありますが、一度失敗すると約1ヵ月は眉毛が薄い状態で過ごさなければなりません。
眉毛が薄くなると、「頼りない」「表情がわかりにくい」など、ビジネス面でマイナスのイメージを抱かれる可能性があります。
特に人と会う機会の多い経営者やビジネスエリートの方にとっては大きな痛手となりますので、眉毛ケアの失敗には十分注意する必要があります。
眉毛が伸びない原因とは
眉毛は時間が経過すれば再び生えてくると説明しましたが、以下のような原因が重なった場合、なかなか眉毛が伸びないことがあります。
- 毛抜きで抜いてしまった
- 血流が悪い
- 睡眠不足
- 偏った食事
ここでは眉毛がなかなか伸びない原因について、詳しく解説します。
毛抜きで抜いてしまった
毛抜きを使用して眉毛を毛根から抜いてしまうと、皮膚の表面に出ている毛のみをカットするはさみやシェーバーに比べて、眉毛が伸びるまでの期間が長くなってしまいます。
毛抜きは、適切なところを処理すれば次のお手入れまでの時間が延びるという利点がありますが、失敗すると元に戻るまでに時間がかかるという欠点もありますので要注意です。
血流が悪い
眉毛を含む人の体毛は、毛細血管を走る血液から酸素や栄養素を受け取って発毛・成長しているため、血液の流れが悪くなると眉毛が生えるスピードも遅くなります。
普段運動の習慣がない方や、パソコン・スマホを長時間使っている方は、血行が悪くなっている可能性があります。
睡眠不足
眉毛の発毛・成長には、睡眠時に多く分泌される成長ホルモンが関与しているため、睡眠不足になると眉毛がなかなか伸びなくなります。
多忙な毎日を送っている経営者やビジネスエリートの方は睡眠不足に陥りやすいため、眉毛がなかなか生えてこないと思ったら、睡眠の質や時間を見直しましょう。
偏った食事
眉毛の成長に必要な栄養素は食事から摂取するので、食生活に偏りがあると、栄養不足で眉毛が伸びにくくなります。
仕事で忙しいから…と外食やコンビニ弁当に頼っていると、栄養バランスが偏り、眉毛が生えそろうまでに時間がかかりやすくなるので注意が必要です。
仕事の合間にできる!眉毛を伸ばす方法
お手入れに失敗した眉毛を早く伸ばす方法はいろいろありますが、多忙な経営者やビジネスエリートが仕事の合間に実践できる方法には以下のようなものがあります。
- ブラッシングする
- マッサージする
ここではそれぞれの方法の効果やコツをご紹介します。
ブラッシングする
眉専用のコームなどを使って、眉毛を根元からしっかりブラッシングすると、退行期にある眉毛を取り除くことができます。
退行期の眉毛は本来、自然と抜け落ちていきますが、ブラッシングで早めに取り除いておくと、休止期→成長期への流れがスムーズになり、眉毛が生えるスピードを早める効果が期待できます。
ただし、退行期に入っていない眉毛を抜いてしまうと、毛穴まわりが傷んでしまい、かえって眉毛が生えてくるスピードが遅くなってしまうおそれがあります。
ブラッシングで取り除くのは、あくまで退行期に入った眉毛だけですので、余計な力を入れてブラッシングするのはやめましょう。
マッサージする
血行不良が原因で眉毛が生えてこない場合は、眉回りをマッサージするのがおすすめです。
最もスタンダードなやり方は、眉間にしわを寄せる際に使用する皺眉筋(すうびきん)のコリをほぐす方法です。
まず、親指の腹を眉頭の下に、人差し指の腹を眉頭の上にそれぞれ当てて、皺眉筋をつまみます。
そのままの状態で、皺眉筋をつまむ・離すを繰り返しながら、眉間から眉山の方向へ移動していきます。
眉山まで辿り着いたら一度眉頭に戻り、今度は皺眉筋をつまんだまま、上下左右に動かして筋肉をほぐします。
最後に、皺眉筋の上に人差し指・中指・薬指を置き、くるくると円を描くようにもみほぐします。
皺眉筋のマッサージは1分もあれば終わるので、多忙な経営者やビジネスエリートの方でも、すき間時間に実践することができます。
ビジネスにも影響?眉毛で失敗しないためのコツ
眉毛のセルフケアで失敗しないために、押さえておきたいコツは大きく分けて3つあります。
- あらかじめ眉毛の形を決める
- 切りすぎ・剃りすぎに気をつける
- 毛抜きで抜くのは1~2本のみ
以下ではそれぞれのコツについて詳しく解説します。
あらかじめ眉毛の形を決める
行き当たりばったりに眉毛をケアしようとすると失敗する可能性が高くなりますので、眉毛の黄金比に合わせて、あらかじめ眉毛の形を決めておくことが大切です。
眉毛の黄金比は、眉頭・眉山・眉尻の3ポイントの位置で決まります。
- 眉頭:小鼻から真っ直ぐ上に伸ばした延長線上
- 眉山:小鼻と黒目の外側を結んだ延長線上
- 眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
眉頭・眉山・眉尻の位置を決めたら、アイブロウペンシルでアウトラインを引き、はみ出た部分だけをカットすれば、失敗する確率が少なくなります。
切りすぎ・剃りすぎに気をつける
はさみやシェーバーを使って、はみ出た部分を一気に処理しようとすると、切りすぎor剃りすぎてしまう可能性大です。
どちらを使う場合も、少しずつ丁寧にお手入れすれば、途中で左右のバランスが少し崩れても微調整することができます。
特にシェーバーは、慣れるまでは扱いが難しいので、アウトラインぎりぎりまでケアしようとせず、眉まわりの産毛処理だけに留めておいた方が安全です。
毛抜きで抜くのは1~2本のみ
毛抜きは、失敗したときのリスクがはさみやシェーバーよりも高いので、使用するときは1~2本程度に留めておくのが無難です。
物足りなく感じるかもしれませんが、眉毛は髪の毛に比べると毛量が少ないので、1~2本抜いただけでも印象が大きく変わります。
特に眉頭や眉上の毛は、抜きすぎると違和感のある仕上がりになりますので、毛抜きの使いすぎは控えた方がよいでしょう。
以上、眉毛ケアに失敗しないためのコツを3つご紹介しましたが、冒頭でも説明した通り、眉毛をセルフケアするのは意外と難しく、どんなに気をつけていても失敗してしまうことがあります。
特に初心者の方は切りすぎ・剃りすぎによる失敗が多いので、商談や打ち合わせ、プレゼンなどが多く、ビジネスに支障を来すおそれのある経営者やビジネスエリートの方は、眉毛サロンでプロにお手入れしてもらった方が安心です。
眉毛ケアに失敗したくないのなら、プロに任せるのがおすすめ!
眉毛は髪の毛などに比べると生えるスピードが遅いため、一度失敗すると元の状態に戻るまでにかなりの時間がかかります。
眉毛は顔の印象をがらりと変えてしまう重要なパーツのひとつであり、違和感のある眉毛はビジネスに悪影響を及ぼす原因になることもありますので、経営者やビジネスエリートの方は眉毛サロンでプロにお手入れしてもらうことをおすすめします。
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