眉毛が短い男のための整え方2つのポイント

眉毛の形や毛量には個人差がありますの。ビジネスマンの中にも、生まれつき眉毛にボリュームのある人はもちろん、もともと眉毛が短い人もいます。

眉毛が短い人は長さを整える必要がないので、眉毛ケアは不要では？と思われがちですが、眉毛が短い人だからこそ必要なケアもあります。

今回は、男性の短い眉を整えるコツと、処理する際の注意点について解説します。

男の短い眉毛を整えるときのコツ

短い眉毛をコンプレックスに感じている男性は、「下手にいじるとますます眉毛が薄くなってしまうのでは…」という不安から、眉毛ケアに対して消極的になりやすい傾向にあります。

しかし、眉毛を適切な方法で整えれば、「短い」「薄い」といったコンプレックスをある程度解消することも可能です。眉毛の短さに悩んでいる男性ほど、しっかり眉毛をケアし、形を整えておくことが大切です。

ここでは、男性の短い眉を整えるときのコツを2つご紹介します。

眉まわりの産毛、ムダ毛をきれいに処理する

短い眉はただでさえ輪郭がはっきりしないところが悩みの種ですが、さらに周りに産毛やムダ毛が生えていると、眉毛のラインがぼやけて薄さに拍車がかかってしまいます。眉毛の存在感を強調するためにも、眉まわりの産毛やムダ毛はきれいに処理し、眉毛の輪郭をはっきりさせることが大切です。

眉まわりの産毛の処理には眉用シェーバーを使用しますので、刃の滑りをよくするため、事前にシェービングクリームや乳液を塗っておきます。

クリームを塗りおえたら、まずは眉毛の下にあるムダ毛を剃っていきます。眉頭から眉尻にかけて、上から下へとなでるように剃っていくのがポイントですが、眉下の皮膚は薄くて柔らかいので、そのままの状態だとしわが寄ってうまくシェービングできない場合があります。

そんなときは、シェーバーを持っていない方の手の指で、閉じたまぶたを軽く下に引っ張り、しわを伸ばしながら剃っていきましょう。

続いて、眉上の産毛を同じ手順で、眉頭から眉尻の方までシェービングしていきます。シェーバーの刃を立てすぎると皮膚を傷付けてしまう可能性がありますので、なるべく皮膚と平行になるように寝かせたまま剃っていくのが安全に処理するコツです。

アイブロウペンシルで眉毛を描く

アイブロウペンシルは、足りない部分を描き足したり、眉毛の濃さを調節したりするときに活躍する便利なメイク用品です。

もともと眉毛が短い方は、時間が経過しても眉毛を濃くすることはできませんので、この機会にアイブロウペンシルの使い方をマスターし、ちょうどよい濃さの眉毛に仕上げてみましょう。

用意するのは、眉用ブラシとアイブロウペンシルの2つだけでOK。ブラシ付きのアイブロウペンシルなら、これ1本で眉毛の濃さを調節できます。

手順としては、まず眉山と眉尻の位置を決め、アイブロウペンシルで軽く印をつけておきます。眉山の位置は小鼻の外と黒目の外をつないだ延長線上、眉尻の位置は小鼻の外側と目尻の延長線上にするのが基本です。

眉山と眉尻の位置が決まったら、眉山から眉尻までのラインをペンシルで描いていきます。眉頭からスタートすると、濃さが均一でのっぺりした仕上がりになってしまいますので、最初に眉尻から描き始め、眉頭にかけてだんだん薄くなるように仕上げると、自然な印象になります。

とはいえ、眉毛が薄いからといってラインをきつく描きすぎると不自然な仕上がりになってしまいますので、眉毛を濃く塗りつぶすのではなく、1本1本を描き足すイメージでラインを引いていくのがポイントです。

眉尻を描き終えたら、眉のちょうど中央あたりから、眉山までの間にかけてラインを描いていきます。下から斜め上へと小刻みにペンシルを動かしながら、少しずつ描き足していくのがコツです。眉山はなだらかなアーチを描くようにし、山の部分が尖らないように注意しましょう。

最後に眉頭を描きますが、色が濃くなってしまうと「やり過ぎ感」が出てしまうので、描くというよりも、ふんわり色を載せるイメージでペンシルを使用します。手に力が入ると、どうしてもラインが濃く出てしまうので、手を軽く添えるくらいのイメージで描くことを意識しましょう。

仕上げに眉用ブラシを毛流れに沿って使用し、ラインをぼかします。眉頭の毛流れは下から上ですが、心もち鼻の方に向かってブラシを動かすと、色がなじみやすくなります。

短い眉毛の基準は2mm

眉毛の長さは人によってまちまちですが、具体的にどのくらいの長さから「短い」と認識されるのでしょうか。

男性の場合、最もスタンダードな長さは3～4mmとされており、それより短い眉、つまり2mm以下の眉毛は一般的に「短い」と認識されます。目安としては、指で眉毛をつまむことができれば標準以上の長さ、つまめなければ標準より短いといえます。

短い眉毛が与える印象

では、短い眉毛は周囲にどんな印象を与えるのでしょうか。眉毛の長さが2mm以下になると、眉の下の地肌が透けて見えるようになり、眉全体の存在感も希薄になります。

そのぶん、眉毛が濃くて太い人に比べると、「穏やか」「優しそう」といった柔らかめの印象を与えやすい傾向にあります。目鼻立ちがくっきりしていて濃いめの顔立ちをしている方は、相手に威圧感を与えないよう、あえて眉毛を短くして柔和な雰囲気に仕上げることもあるようです。

一方で、眉毛が短いと眉全体の輪郭がぼやけるため、標準以上の長さの眉に比べると、眉の動きがわかりにくくなります。

眉の動きは顔の表情と連動しているため、眉が短すぎて動きがわかりづらくなると、「何を考えているかわかりづらい」「印象が薄い」といったマイナスイメージを抱かれる原因になります。

特に眉の長さが1mm以下になると、「怖い」「近寄りがたい」など、恐怖や抵抗を覚える人も増えてくるため、ビジネスシーンでは大きなマイナス要因となるかもしれません。

また、「穏やか」「優しそう」といったイメージは接客ではプラスに働く反面、商談やプレゼンテーションなどでは「頼りなさそう」「意思が弱そう」といった印象を抱かれる可能性があります。

眉毛は人の第一印象を大きく左右するパーツです。

有限会社ティ・アール・コーポレーションが全国20代の男女を対象に行なった「男性の眉毛ケア」に関するアンケートでは、「男性の第一印象に"眉毛”が影響を与えると思いますか？」という問いに対し、女性の8割以上が「影響する（54.8％）」「とても影響する（27.2％）」と回答しています。［注1］

短めの眉はメリットがある一方、ビジネスシーンではマイナスになることも少なくありません。もともと眉毛が短い方はもちろん、眉毛を短く切りすぎてしまった方も、適切な方法で対処した方がよいでしょう。

男の短い眉毛の処理で注意すること

男性の短い眉毛を処理する際に注意したいポイントを2つご紹介します。

セルフケアにはさみを使わない

眉用はさみは眉毛の長さを揃えるときに使用するアイテムですので、もともと眉毛が短い方には必要ありません。

眉まわりの産毛の処理も、はさみを使用すると仕上がりにムラが出てしまうおそれがありますので、眉毛が短い方はセルフケアにはさみを使わない方がよいでしょう。

シェーバーでアウトラインを整えない

シェーバーを使って眉のアウトラインを整えようとすると、不自然な直線や直角ができて、ナチュラル感が失われてしまいます。

短い眉毛を整えるときにシェーバーを使用するのは、あくまで眉まわりにあるムダ毛や産毛を処理するためです。眉まわりのムダ毛を処理するだけでも、眉の輪郭を際立たせることはできますので、アウトラインぎりぎりまでシェーバーの刃を入れないよう注意しましょう。

以上、2つの注意点をご説明しましたが、シェーバーの扱い方は意外と難しく、気を付けていてもうっかり剃りすぎたり、皮膚を傷付けたりする可能性があります。

より安全に、かつきれいに眉毛を仕上げたいのなら、眉毛サロンでワックス脱毛による施術を受けることを検討しましょう。

ワックス脱毛なら、眉まわりの産毛を毛根からきれいに処理できるため、シェーバーよりも仕上がりが美しく、ごく自然に短い眉の輪郭を際立たせることができます。

眉毛が短い男は眉毛サロンのワックス脱毛でケアするのがおすすめ

眉毛が短い男性は、「穏やか」「優しい」という印象を与える一方、「表情に乏しくて何を考えているかわからない」「怖い」などのマイナスイメージを与えることもあります。

眉毛の薄さにコンプレックスを抱いているビジネスパーソンは、眉まわりのムダ毛を処理して眉毛の輪郭を明確にしつつ、アイブロウペンシルを使って適切な濃さに調節しましょう。

シェーバーの使い方に慣れていない方や、肌へのダメージが気になる方は、眉毛サロンのワックス脱毛でお手入れするのがおすすめです。

短い眉毛にお悩みの方は、代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分の「メンズ眉毛サロン代官山店」までお気軽にご相談ください。