眉尻が眉頭の位置よりも下がっていて、ハの字になっている「下がり眉」。
眉毛は顔の印象を決める重要なパーツの一つですが、下がり眉はビジネスでどんな印象を与えるのでしょうか。
今回は、ビジネスシーンで男性の下がり眉が与える印象や、下がり眉を整えるコツと注意点について解説します。
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ビジネスシーンで男の下がり眉が与える印象
下がり眉の男性に対するイメージは人それぞれですが、ビジネスシーンでは主に以下のような印象を与えることが多いようです。
頼りない
下がり眉は、柔和で温厚な印象を与えるため、プライベートでは「優しそう」「穏やかそう」とプラスのイメージを持たれる傾向にあります。
一方で、ビジネスシーンではその柔和さが仇となり、「頼りない」「気弱そう」というマイナスのイメージをもたれがちです。
ビジネスでは相手と信頼関係を築くことが大切ですので、第一印象で「この人に任せて大丈夫かな」という不安を与えてしまうと、ビジネスに悪い影響をもたらす要因となります。
困っていそう
ハの字眉は、別名「困り眉」といわれるほど、困っているときの表情をあらわすものになっています。
ビジネスシーンでは相手の表情を読み取りながら話しますので、下がり眉のせいで相手に「困らせているのかな」と思わせてしまうと、早々に話を打ち切られてしまう可能性があります。
子どもっぽい
赤ちゃんは幼児期の頃は眉毛が垂れている子が多いせいか、下がり眉の男性は「子どもっぽい」「幼い」という印象を持たれやすい傾向にあります。
プライベートでは「かわいい」「無邪気」など、一種の魅力として捉えられることも多いですが、ビジネスシーンでは子供っぽさや幼さを感じさせる顔立ちは「未熟」「半人前」など負のイメージを与える原因となります。
意思が弱そう
キリッとした眉毛の男性に比べると、下がり眉の男性は意思が弱そうな印象を与えがちです。
会議やディスカッション、プレゼンテーションなどの場では、自分の考えや気持ちを明確に伝え、しっかりアプローチしなければならないシーンもありますが、下がり眉のせいで「意思が弱そうな人」と認識されると、たちまち説得力が乏しくなってしまいます。
その結果、自分の意思やアイデアが通りにくくなると、業績や出世に悪影響をもたらす原因にもなります。
プライベートではプラスのイメージを与えることもある下がり眉ですが、ビジネスシーンでは上記のようにマイナスの印象を与える可能性が高いので、現在下がり眉の方は、次にご紹介するコツをつかんで眉のイメージチェンジに挑戦してみましょう。
男の下がり眉を整えるコツ
生まれつき下がり眉という方も、コツをつかんで眉毛を整えれば、キリッとした眉毛に生まれ変わらせることが可能です。
ここでは、男の下がり眉を整えるときのコツを3つご紹介します。
眉毛の下がっている部分をカットする
眉毛がハの字に見えるのは、眉尻の部分が下を向いているためです。
眉尻の位置は一般的に眉頭より下がらないようにするのが基本ですので、眉頭とほぼ同じ位置に眉尻がくるよう調整しましょう。
ただ、角度を付けすぎるときつい顔立ちになってしまいますので、眉尻は眉頭とほぼ同じ高さか、やや上を意識しつつ、口角と目尻の延長線上に来るよう調整しましょう。
なお、眉頭は小鼻と目頭の延長線上、眉山は鼻の中央から黒目の中央を通った延長線上にそれぞれ設定すると、全体のバランスが良くなります。
頭の中のイメージだけでカットすると失敗しやすいので、眉頭・眉山・眉尻それぞれの位置にアイブローペンシルで印をつけておくことをおすすめします。
眉尻の位置が決まったら、眉用コームでしっかり毛流れを整えてから、眉頭より下の位置にある余分な毛を眉用はさみでカットします。
一気にばっさりカットすると違和感のある仕上がりになってしまいますので、少しずつ、全体のバランスを見ながら微調整するようにカットしましょう。
眉毛の上部分を整える
下がっている部分をカットする方法だけでも下がり眉を改善できますが、さらにキリッとした印象に仕上げたいときは、眉毛の上部分を整えてみましょう。
まずは眉頭の上部分をほんの少しだけカットします。
次に、眉頭からやや斜め上に角度をつけるようなイメージで、横方向にすーっと線を描くように眉の上部分をカットします。
眉の上部分のラインに少し角度をつけることで、全体の印象がシャープになり、キリッと引き締まった顔立ちに仕上がります。
眉の下の余分な毛をカットする
眉のラインの下に余分な毛が生えていると、「ボサボサ」「だらしない」という印象を与えてしまいます。
余分な毛は下向きに生えていることが多く、下がり眉を強調する原因にもなりますので、眉用シェーバーを使って丁寧に処理しましょう。
男の下がり眉を整える際の注意点
男の下がり眉を整える際に注意したいポイントを4つご紹介します。
眉の形を整えるときはカミソリではなく、はさみを使う
眉用シェーバーは、産毛や余分な毛をきれいに処理するときに便利なアイテムですが、その反面、手元が狂うと広範囲を一気にそり落としてしまうリスクもあります。
眉尻をカットしたり、眉頭の形を整えたりするときは、微調整がきく眉用ハサミを使用するようにしましょう。
左右対称に整えることを意識する
下がり眉を整えるときは眉尻や眉頭、眉の上部分などをカットしますが、右と左で眉尻の高さや眉頭の角度に差が生じると、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。
眉毛を整えるときは、つい片方の眉だけに集中してしまいがちですが、作業中も鏡で左右の眉を確認し、バランスが崩れていないかどうかこまめにチェックしましょう。
角度の付けすぎに注意
下がり眉に悩んでいる男性は、キリッとした男らしい眉毛に仕上げようと、つい眉毛の角度をつけすぎてしまう傾向にあります。
ほどよく角度のついた眉毛は確かに男らしく、頼もしい印象を与えますが、過剰に角度をつけすぎると不自然な仕上がりになったり、きつい印象を与えたりする原因になります。
ほんの少し角度をつけるだけでも、顔の印象は大きく変わりますので、必要以上の角度をつけすぎないよう注意しましょう。
失敗が怖いなら専門店のワックス脱毛がおすすめ
ここまで下がり眉をセルフケアする方法やコツをご紹介してきましたが、眉毛を理想の形に整えるのは決して簡単なことではありません。
10~40代の男性を対象に実施したアンケート調査でも、自分で眉毛を整えた結果、失敗してしまった経験が「ある」と回答した人は全体の半数近くに上っています。[注1]
眉毛は、スタイリング剤などでアレンジできるヘアスタイルとは異なり、一度失敗するとごまかしがききませんので、「眉毛で失敗したくない」「眉毛カットの経験がなく、うまくできるか不安」という方は、知識・技術に長けたプロにお任せした方がよいでしょう。
中でもプロが行う眉毛のワックス脱毛は、はさみでカットするよりも眉毛のラインをきれいに整えられる上、周囲の余分な産毛もまとめて処理できるので、すっきりと清潔な印象に仕上がります。
下がり眉を改善して頼りがいのあるビジネスマンに変身しよう
下がり眉は、プライベートでは「優しい」「穏やか」という良い印象を与える一方、ビジネスシーンでは「頼りない」「困っているように見える」「気弱そう」など、マイナスのイメージを与える原因となります。
下がり眉は眉用のハサミやシェーバーを使えばセルフケアすることも可能ですが、一度失敗すると取り返しがつかなくなりますので、プロに相談しながら専門のケアを受けることをおすすめします。
代官山駅から徒歩3分、恵比寿・中目黒から徒歩7分のメンズ眉毛サロン代官山店では、「眉毛の印象を変えて、ビジネスでの成功率を高める」をコンセプトとした眉毛ケアを提供しています。
下がり眉でお悩みの方や、理想の眉毛にイメージチェンジしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。